パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

流れを変えるのは難しい

2013年12月07日 21時19分48秒 | サッカー
Jリーグ最終節
アドバンテージがあった横浜は川崎に負け
広島は鹿島に勝って逆転優勝

結果だけを見ると劇的な感じがするけど
今年は奇妙な印象のシーズンだった
普通なら最後数試合はどこかのチームが勢いに乗って
勝ち続けるのだが今年は、どうもどのチームも勝負弱い

横浜も浦和も鹿島も肝心なところで負ける
広島は悪い流れを引きずらなかったのが良かったのかもしれない

ところで、流れ
試合の流れというより「運」のような流れ
これを変えるのは難しい
今日の横浜も先週の新潟戦の悪い流れを変えることができなかった
チャンスはあったけど、雰囲気として点が入る気がしない

この試合だけではない今年のジュビロの転落
昨年のガンバのJ2降格も同じ
もちろん負けに原因がないことことはない
しかし、実力とは違う何かの力が働いて
一旦その流れにハマってしまうと抜け出すのが
とてもむずかしくなるようだ

流れを変える選手とよく言われるが
途中から入ってできることは流れというより
試合のリズムの変化
運の流れは天のみぞ知る世界
最近ますますそんな気がする

今年のJリーグは優勝争いよりも得点王争いが
より興味深かったのではないか
大久保26点 川又23点 柿谷21点 豊田20点
大迫19点 工藤19点
大久保があるときから抜けだして勢いの乗った感じだが
23歳の選手同士の争いは結構面白かった
技術・運・勢いそれらを総合してサッカーの神様は
どんな未来を描こうとしているのか
想像することはなかなか楽しい

今年大ブレークした川又は来年も同じように活躍できるか?
柿谷・大迫・工藤もコンスタントに活躍できるか?

川又は久保竜彦みたいでそれなりに何処に行ってもできそう
柿谷はセンスの塊で偶然のシュートというより必然の得点ぽいから
大崩はしないかも しかし、線がまだ細いかな
大迫は出だしが良ければいいかもしれないが、足踏みすると大変かも
工藤は真面目に走るから平均的に頑張れるかな
サッカーは味方に恵まれないと得点も重ねられないが
味方に恵まれているのは大迫
工藤もレアンドロ・ドミンゲスが活躍できれば今年並みに活躍できるかな
柿谷は得点源が彼に限られすぎているのでマークがきつくなり苦労するかもしれない
川又は仲間にそんなに恵まれているわけでもないのに点をとっているから
実力が本物か、今年は勢いだったのかが勝負の年

それにしても、勝負の世界は運の流れを掴まないといけない
運などと不確かなものを頼って神頼みするのは
科学的ではないが、
それでも何かまるで意図があるような運の采配を感じることは多い

あとになって、そうだったのか
と納得できるような天の采配
しかし、挽回する時間を与えられていない人間もいるわけだから
予定調和みたいな結論にいつも辿り着くわけではない

とりあえずは対戦相手が決まったワールドカップ
それまでに天の采配は誰の頭上にとりあえずのチャンスを与えるのだろうか





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