最近思うことがあって書店で見つけたこんな本を読んだ
西部邁氏は確かNHKの教育番組に社会学だったか
とにかくそんな分野の話をしていて、なかなか面白かったので
注目していたら、そのうち朝まで生テレビ!に出るようになって
その論点が興味深かった
全部が全部賛成できるわけではないが、この人、年下からこんなふうに言うと
叱られそうだが「可愛いいところ」があって、どこか憎めない
そういえば、この人をライバル視している(?)宮台真司氏も結構好きなタイプ
ところで、本の写真を紹介したが今日の話はその内容ではなく「付箋」について
一字一句丁寧に読むわけではなく、読み飛ばすことが多いほうだが
それでもあの部分はもう一度読みたいと思う部分に出くわすことは少なくない
最近ではアンダーラインを引いてある中古本も前の持ち主のキャラクターが
つかめて興味深いとされて注目されつつあるらしいが、なんとなく自分の本とはいえ
無闇矢鱈と本に線を入れるのは心苦しい
そこで、思いついたのが付箋
もともと付箋はこうした使い方をするのだが
自分の読んでいる本に使おうとは思いもしなかった
やってみるとこれがなかなか便利
しかし、今度は付箋を入れるか入れないかの基準があやふやになる
これは付箋をしたほうが良いか?
それが今までよりも甘くなるというか、付箋のことが気になって安易に
読むことができなくなっていく
しかし、それでもやっぱり便意なことこの上ない
この西部さんの本は前半部分に付箋がいっぱいあって面白かったが
後半部分は、正直わからなかった
しかし付箋のおかげでざっと読み返すには便利
ということで、先日読み終えた(最後のページまで行っただけ)
ハンナ・アーレント全体主義の起源.3も
ざっと付箋をつけるように大雑把に読み返してみようと思う次第
(もっと早く気づけば良かった)