
10/1の初回挨拶にハズレたのにもめげず、気を取り直して
『トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版!!』を
鑑賞してきました。
長いタイトルだな~と思いつつ省略して書かないのは、
ビックリマークの位置とその数を確認して欲しいから。
気になるのはガイナックスのHPでの表記でして、
ポスター等では上記のタイトルで書かれてるのに、HP内では
『トップをねらえ2!&トップをねらえ!合体劇場版!!』
と書かれているんですよね。
2を先に書けという社内規則でもあるんだろうか。
だとしたら気持ち悪いなぁ。
実際の劇場版は2が先に上映されることもなく、私が危惧していたような
ラストのザッピング等もなく、前半で初代を、休憩10分をはさんで後半で
2を上映するという無難な構成になっていました。
幕間ではカウントダウン表示が入るので、ここも要チェックです。
両作品とも4話から6話を中心にストーリーを整理し、
ここに絡まないシーンは大幅にカット。
ユング、カシハラさん、カシオ、ニコラ、それにチコといった面々は
かなりワリを食った感じです。
劇場版だけ見ると、キャラ同士の関係がよくわからないかもしれません。
特にニコラはラルクとの絡みがすっぱり切られたので、
何のために出てきたのか謎なキャラになってしまいました。
何しろヴァンセットに乗ってる場面がゼロなんだもん、
アガリなんか関係ないじゃん。
初代ではセリフを録りなおし、また一部のセリフがちょっぴり
(ほとんどわからない程度に)変わってます。
セリフについては新録のおかげで聞き取りやすくなった反面、
旧録のほうをかなり良く覚えてる人にとっては、微妙なところで
違和感が残る気が。
特に若本さんは気合が入りすぎたのか、やたらに熱いコーチになってました。
普段のクールさとの落差がコウイチロウさんの魅力なんだけど…
まあ若本節は堪能できましたが。
そういえば今回「こぼれた水問答」はカット。
おかげでカズミとコーチの心理的な葛藤についても、劇場版では
いまひとつはっきりしない面があります。
あと、スミスからハチマキもらうエピソードもなかったんだよなぁ。
主要キャストはほぼ変更無しだけど、タカミちゃんの声が
渕崎さんでないのは不満ですな。
顔も声もお母さんの若い頃にそっくり、というオリジナル版の演出が
今でも印象深いもので。
2は前述したようにニコラとラルクの絡みがほぼカット、
カシオの過去に関わる部分もトラントロワ関係を除けば全部カット。
チコについてはキャトフヴァンディス誕生のエピソードが
全て削除されています。
話の見通しが良くなった反面、ノノとラルク以外は不必要と言わんばかりの扱い。
というか、実は本当にいらなかったのかも。
そうなると前半3話は何だったんですか、ということになっちゃうわけですが…。
それと追加カットですが、むしろ某有名シーンが丸々なくなった部分を
穴埋めしたのが記憶に残る程度で、あとはほとんど気づきませんでした。
全体の編集については、宇宙怪獣との戦いを軸にうまくまとめてある一方で
ナンセンスなギャグやサイドストーリーをほとんど削ってしまったために、
「普通に感動できるアニメ」に落ち着いてしまったようにも思います。
オタク風味が薄れて万人向けになったとも言えるし、このシリーズの持つ
エキセントリックさが失われてパワーダウンしてしまったようでもあり、
かなり複雑な気分です。
トップ入門編としてはキレイにまとまった作品ではありますが、
この合体劇場版だけで「トップを全部見た」とは思って欲しくない、
というのが私の感想です。
特に初代はその時代のアニメの集大成なので、バカバカしい所も含めて
きちんと全部を見てもらいたいですね。
などと書きつつ、上映中は結構ジーンとくるものがありました。
2作品を続けて見ると、2が初代を良く研究して作られている事も
はっきりとわかりますし。
2のラストで調査中の鳥の種類も、お聞き逃しのないように。
両作品を音楽面で見事に統合させた田中公平氏の楽曲も聞きどころ。
これを映画館の良い音響で聞けるのも、劇場版の魅力の一つです。
いやあ、やっぱりトップはいいですねぇ。
特にサスケとかタコラとかケロヨンとか(違うって)。
『トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版!!』を
鑑賞してきました。
長いタイトルだな~と思いつつ省略して書かないのは、
ビックリマークの位置とその数を確認して欲しいから。
気になるのはガイナックスのHPでの表記でして、
ポスター等では上記のタイトルで書かれてるのに、HP内では
『トップをねらえ2!&トップをねらえ!合体劇場版!!』
と書かれているんですよね。
2を先に書けという社内規則でもあるんだろうか。
だとしたら気持ち悪いなぁ。
実際の劇場版は2が先に上映されることもなく、私が危惧していたような
ラストのザッピング等もなく、前半で初代を、休憩10分をはさんで後半で
2を上映するという無難な構成になっていました。
幕間ではカウントダウン表示が入るので、ここも要チェックです。
両作品とも4話から6話を中心にストーリーを整理し、
ここに絡まないシーンは大幅にカット。
ユング、カシハラさん、カシオ、ニコラ、それにチコといった面々は
かなりワリを食った感じです。
劇場版だけ見ると、キャラ同士の関係がよくわからないかもしれません。
特にニコラはラルクとの絡みがすっぱり切られたので、
何のために出てきたのか謎なキャラになってしまいました。
何しろヴァンセットに乗ってる場面がゼロなんだもん、
アガリなんか関係ないじゃん。
初代ではセリフを録りなおし、また一部のセリフがちょっぴり
(ほとんどわからない程度に)変わってます。
セリフについては新録のおかげで聞き取りやすくなった反面、
旧録のほうをかなり良く覚えてる人にとっては、微妙なところで
違和感が残る気が。
特に若本さんは気合が入りすぎたのか、やたらに熱いコーチになってました。
普段のクールさとの落差がコウイチロウさんの魅力なんだけど…
まあ若本節は堪能できましたが。
そういえば今回「こぼれた水問答」はカット。
おかげでカズミとコーチの心理的な葛藤についても、劇場版では
いまひとつはっきりしない面があります。
あと、スミスからハチマキもらうエピソードもなかったんだよなぁ。
主要キャストはほぼ変更無しだけど、タカミちゃんの声が
渕崎さんでないのは不満ですな。
顔も声もお母さんの若い頃にそっくり、というオリジナル版の演出が
今でも印象深いもので。
2は前述したようにニコラとラルクの絡みがほぼカット、
カシオの過去に関わる部分もトラントロワ関係を除けば全部カット。
チコについてはキャトフヴァンディス誕生のエピソードが
全て削除されています。
話の見通しが良くなった反面、ノノとラルク以外は不必要と言わんばかりの扱い。
というか、実は本当にいらなかったのかも。
そうなると前半3話は何だったんですか、ということになっちゃうわけですが…。
それと追加カットですが、むしろ某有名シーンが丸々なくなった部分を
穴埋めしたのが記憶に残る程度で、あとはほとんど気づきませんでした。
全体の編集については、宇宙怪獣との戦いを軸にうまくまとめてある一方で
ナンセンスなギャグやサイドストーリーをほとんど削ってしまったために、
「普通に感動できるアニメ」に落ち着いてしまったようにも思います。
オタク風味が薄れて万人向けになったとも言えるし、このシリーズの持つ
エキセントリックさが失われてパワーダウンしてしまったようでもあり、
かなり複雑な気分です。
トップ入門編としてはキレイにまとまった作品ではありますが、
この合体劇場版だけで「トップを全部見た」とは思って欲しくない、
というのが私の感想です。
特に初代はその時代のアニメの集大成なので、バカバカしい所も含めて
きちんと全部を見てもらいたいですね。
などと書きつつ、上映中は結構ジーンとくるものがありました。
2作品を続けて見ると、2が初代を良く研究して作られている事も
はっきりとわかりますし。
2のラストで調査中の鳥の種類も、お聞き逃しのないように。
両作品を音楽面で見事に統合させた田中公平氏の楽曲も聞きどころ。
これを映画館の良い音響で聞けるのも、劇場版の魅力の一つです。
いやあ、やっぱりトップはいいですねぇ。
特にサスケとかタコラとかケロヨンとか(違うって)。
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