Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

『マイマイ新子と千年の魔法』2010年度文化庁メディア芸術祭で優秀賞に!

2010年12月08日 | マイマイ新子と千年の魔法
2010年度の文化庁メディア芸術祭の受賞作が、本日発表されました。
対象となる4部門のうち、アニメ部門で大賞を受賞したのは『四畳半神話体系』。

そして、私がいま最も愛してやまない傑作アニメ『マイマイ新子と千年の魔法』は、
全出品作から5作のみが選ばれる「優秀賞」を、見事獲得しました!


大賞を獲れなかったのはいささか残念かつ不満でもありますが、大賞の『四畳半』や
同じく優秀作に選ばれた『カラフル』など、他の傑作と肩を並べての堂々たる受賞は
大いに誇れるものだと思います。
この3作については私も見ていますが、どれも大賞に選ばれておかしくない作品でした。

さらに今年はその他にも秀作や話題作が多かった中で、公開時期で見れば決して有利でない
『マイマイ新子と千年の魔法』の優秀賞は、ほぼ大賞に匹敵するほどの健闘だと思います。

なお12月8日現在、公式サイトが非常に見にくい状態となっているようなので、こちらにも
贈賞理由を転載しておきます。

【贈賞理由】
“過去と現在を共存させる「想像」という営み”

連綿と培われてきた児童向けアニメーション映画の正統な後継者である。
だが、伝統的な手法を採りながらも、片渕須直監督の導入した視点は実にユニークだ。

55年前の山口県防府市の田園風景と千年前そこに存在した都、さらにその来歴が、
あたかも同時に存在するが如く描かれている。
子供にとって過去は消えてなくなるものではない。彼らの想像力は現在と過去を行きかうのだ。
そして、現在にも過去にも「奇跡」をもたらす。



こういった子供たちと同じように、この作品のスタッフは、入念な取材をもとに、
実際に存在した風景と子供たちを想像力で再生しようとしている。
こうした営みこそがつくりものの空疎さを埋めるのだ。

「童心」の本質を独特の豊かな表現力で描き抜いたことで、アニメーションの持つ
児童向けの役割を再生させた作品である。

・・・文章が氷川竜介さんっぽい気がしますが、作品の核心を見事に表現した選評だと思います。

おめでとう新子ちゃん、おめでとう片淵監督、そしてうれしいニュースをありがとう!


マイマイ新子は、2年目もまだまだ元気いっぱいに走り続けてくれそうです!
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3 コメント

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♪マイマイはつづく~よぉ~ (milkapump)
2010-12-09 01:12:17
本当に、本当に、嬉しい受賞ですね!≡⌒⊥⌒≡/
昨年公開の作品でありながら今年賞をいただけたのは、
やはりmaimaistの皆さん一人一人の応援あってのことだと思います。
永い永いそれこそ千年の魔法が、広く多くの人の心に来年も幸せを運びますように!

そしてその大切な仲間と「明日また笑えるように」ありたいですね。
すんません★ (みゃっき!)
2010-12-09 01:14:54
twitterアカウントで投稿してしまいました★
milkapump=みゃっき!です★≡⌒⊥⌒;≡
まだまだ終わりません! (青の零号)
2010-12-09 01:41:09
みゃっきさん、コメントありがとうございます!

マイマイを中心にしてつながる人の輪がつながって、一年ひとまわりした区切りとして
今回の受賞に至った気もします。
そしてこの受賞も、また新しいつながりへの一歩。
これを気にさらに多くの人がマイマイに触れて、いっしょに笑ってくれる明日を
私も楽しみにしています。

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