九十九乱蔵と猫又シャモン、21年ぶりの復活!
というわけで、トクマノベルズ新刊『闇狩り師 黄石公の犬』が出ました。
表紙と挿絵を担当する絵師は「ラクガキング」(別名「フランクフルトの辰」)こと
寺田克也氏です。
内容は長編ではなく、中篇2本。いま表題作の途中まで読んでるところです。
(・・・と書いたあとで全部読み終わったら、短めの長編と短編だったと判明。)
正直なところ、中篇のほうはかなり小粒。長編に比べてボリューム不足気味だし、
短編ほどのキレや軽快さもなく、アイデアにも目新しいものは感じません。
個人的には短編の「媼」のほうが好き。寺田氏の描く媼が妙にカワイイし(笑)。
でもそれはさておき、まずは愛すべき巨漢(夢枕キャラの中で一番好き!)と
愛すべき猫又の復活を、素直に祝いたいものです。
愛読者にはおなじみ、旧式の箱型ランドクルーザーも健在。
エコカー減税対象車などものともしない、タフな走りっぷりを見せてくれます。
というか、相変わらず乱蔵の運転っぷりは容赦がないですなぁ。
さて、そんな新刊の発売を記念して、著者の夢枕獏氏と絵師の寺田克也氏による
サイン会が、6月26日に「リブロ池袋本店」で開催されます。
日時:6月26日(金) 午後6時30分~
場所:西武百貨店池袋本店イルムス館地下1階 リブロ児童書前
同店の文庫文芸書売り場にて『黄石公の犬』か『キマイラ青龍変』を購入すると、
先着100名に整理券がもらえます。
(他の売り場のカウンターでは配ってませんので、くれぐれもご注意を!)
私が6月21日の午後にもらった時には、まだ半分くらい残ってたようなので
参加希望の方はお早めにどうぞ。
というわけで、トクマノベルズ新刊『闇狩り師 黄石公の犬』が出ました。
表紙と挿絵を担当する絵師は「ラクガキング」(別名「フランクフルトの辰」)こと
寺田克也氏です。
内容は長編ではなく、中篇2本。いま表題作の途中まで読んでるところです。
(・・・と書いたあとで全部読み終わったら、短めの長編と短編だったと判明。)
正直なところ、中篇のほうはかなり小粒。長編に比べてボリューム不足気味だし、
短編ほどのキレや軽快さもなく、アイデアにも目新しいものは感じません。
個人的には短編の「媼」のほうが好き。寺田氏の描く媼が妙にカワイイし(笑)。
でもそれはさておき、まずは愛すべき巨漢(夢枕キャラの中で一番好き!)と
愛すべき猫又の復活を、素直に祝いたいものです。
愛読者にはおなじみ、旧式の箱型ランドクルーザーも健在。
エコカー減税対象車などものともしない、タフな走りっぷりを見せてくれます。
というか、相変わらず乱蔵の運転っぷりは容赦がないですなぁ。
さて、そんな新刊の発売を記念して、著者の夢枕獏氏と絵師の寺田克也氏による
サイン会が、6月26日に「リブロ池袋本店」で開催されます。
日時:6月26日(金) 午後6時30分~
場所:西武百貨店池袋本店イルムス館地下1階 リブロ児童書前
同店の文庫文芸書売り場にて『黄石公の犬』か『キマイラ青龍変』を購入すると、
先着100名に整理券がもらえます。
(他の売り場のカウンターでは配ってませんので、くれぐれもご注意を!)
私が6月21日の午後にもらった時には、まだ半分くらい残ってたようなので
参加希望の方はお早めにどうぞ。
あの太い腕にぶら下がりたい(笑)。
>>猫又シャモン
闇狩り師シリーズ、未読なのですが、もしかしてこの黒猫が「shamon-kuro.txt-nifty.com」の「シャモン-黒」の元ネタですか??
だったら読まねば(^^;)
夢枕獏って、初期の『オリオラネ』(だっけ?)とかしか実は読んでいない(^^;;)
26日にサイン会行ってきましたが、結構な盛況でした。
お二方ともいい人でしたよ~。
その時のレポートが書けたら、近々アップしようかなと。
shamonさまへ:
>あの太い腕にぶら下がりたい(笑)。
私はダナーの特注ワークブーツに踏まれたいです(おいおい)。
いやホント、夢枕キャラでは断然好きですね~。
車を買おうと思ったとき、一時本気で旧式のランクルを
検討したこともありましたよ。
結局、お金とドラテクが足りなくて断念しましたが・・・。
BPさまへ:
>夢枕獏って、初期の『オリオラネ』(だっけ?)とかしか実は読んでいない(^^;;)
幻想ファンタジー系の秀作「ねこひきのオルオラネ」に対して
「闇狩り師」シリーズは中国の奇書である「山海経」や
「列仙伝・神仙伝」の世界を、現代に持ってきた感じです。
(特に短編集のほうは、その傾向がより強いかと。)
そこにもうひとつの要素である「肉体描写」、すなわち
格闘とエログロ要素が加わる感じですか。
読んで生理的にキツくない人なら、問題なくイケると思います。
BPさんってシュヴァンクマイエルやクエイに耐性があるし
そもそもリンチファンだから全然平気だと・・・(笑)。
あとshamonさんの由来については、むかーしこんなコメントが・・・。
http://shamon-kuro.txt-nifty.com/hinemosu/2008/07/post_f45a.html
これ以上は書けないので、あとはご本人から説明をお願いします(^^;。
落ちこぼれのブロガーshamonでーす(青の零号さんならわかってくれるはずっ!)
>BPさん
>元ネタですか??
へい(・・)v。
このシリーズが好きなのと元々猫好きなので。
黒猫ならポーのプルートーでもよかったのですが縁起悪いし(爆)。
>青の零号さん
>私はダナーの特注ワークブーツに踏まれたいです(おいおい)。
ワークブーツは持っていませんが、
我が家にあるサロン83の空ボトルで
ほっぺたをぺたぺたして差し上げます^^。
私も一時期ランクルに憧れました。
町で見かけるとドライバーがどんな人か気になったりとか(笑)。
>そもそもリンチファンだから全然平気だと・・・(笑)。
私、そういう部分はすっとばして読んでました(爆)。
shamonさま、ていねいなご説明ありがとうございました(笑)。
>落ちこぼれのブロガーshamonでーす(青の零号さんならわかってくれるはずっ!)
ってことは、たぶんワインに目がくらんで仙道ならぬブロガー道を誤りましたな?
あとは、笑うと笑顔が堪らなく魅力的だとか。
(別に普段の顔が無骨って話じゃないですよ!それは乱蔵の場合だけ(^^;。)
>黒猫ならポーのプルートーでもよかったのですが縁起悪いし(爆)。
猫又のほうも十分縁起悪いと思うけど・・・(笑)。
黒猫なら神林長平『敵は海賊』シリーズのアプロもオススメですよ。
あいつも何でも食うし。(ただし猫なのは外見だけですが・・・。)
>我が家にあるサロン83の空ボトルで
>ほっぺたをぺたぺたして差し上げます^^。
すんません、私はどっちかというと中身のほうが欲しいです。
>私も一時期ランクルに憧れました。
>町で見かけるとドライバーがどんな人か気になったりとか(笑)。
あの車を圧倒するほどデカイ人が降りてくるのは、さすがに見たことないですねぇ。
旧型ランクルはこするのが前提の車なので、オフロードで使う人じゃないと
危なくて乗れませんね。特に街中で乗るのはいろんな意味でムチャですし。
>私、そういう部分はすっとばして読んでました(爆)。
男の子としては、ちょっとそういうのにも魅かれるんですよ~(^^;。
でも一番インパクトあったのは、文章の圧倒的な躍動感でしたねぇ。
言葉のうねりと筋肉のうねりがシンクロする文体、それが夢枕獏の本領だと思います。
>猫又のほうも十分縁起悪いと思うけど・・・(笑)。
女ってのは猫同様いろんな意味で化けるのでいいんです(笑)。<自分で言ってどうする^^;。
かのフジタだって言ってます。
「女に髭と尻尾をつければ猫になる」と(笑)。
>アプロもオススメですよ。
〆(・・メモメモ。
>私はどっちかというと中身のほうが欲しいです。
中身はとっくの昔に私が友人と相方と仲良く平らげました。
クリームのような泡、繊細な味と上品な酸、美味かったわ~(でももう買えない^^;)。
>あの車を圧倒するほどデカイ人が降りてくるのは、
確かにいませんねぇ^^;。シュワちゃんでもちょっと難しい。
後発モデルに載っていた友人がいますが、
背は高いもののすらっと細身でしたし。
>言葉のうねりと筋肉のうねりがシンクロする文体、それが夢枕獏の本領だと思います。
うんうん^^。
独特の擬音が生み出すリズムがよいですよね^^。
>女ってのは猫同様いろんな意味で化けるのでいいんです(笑)。
>かのフジタだって言ってます。
>「女に髭と尻尾をつければ猫になる」と(笑)。
そして食いっぱぐれのなさそうな相手を見つけると
がっちり捕まえて離さないとか(笑)。
それだとホントにシャモンそのまんまですね~。
>後発モデルに載っていた友人がいますが、
>背は高いもののすらっと細身でしたし。
私の知り合いは小柄な人ばっかりでしたねぇ。
そういう人のほうが、大きな車にあこがれるのかも?
>独特の擬音が生み出すリズムがよいですよね^^。
たしか獏さんは卒論が宮沢賢治だったんじゃないかな?
(確証はないですが)
リズムと擬音の使い方には、賢治の影響がはっきりと
あらわれているように思います。