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町田駅今昔

2020-04-07 07:12:15 | 日記


町田というのは、東京都の真ん中で、
神奈川県に喰い込む形で下に伸びる場所にあります。

最初に、町田という場所を意識したのは、
1960年頃、中学生の時でした。
仲の良かった友達が品川の中学校から町田に引っ越して行ったからです。



JR横浜線と小田急線が交差するのが町田なのです。
それは、小田急だと新宿や小田原に一本で行かれ、
横浜線だと、横浜や八王子へ一本でいかれるという素晴らしく便利な場所なのです。
しかし、実際は町田の人は何処へ行くかというと、ほぼ新宿みたいです。
新宿に比べるとローカルである八王子や横浜には、
何か特別な用事がないと、わざわざ行かないのですね。

町田駅は1908年(明治41年)
JR(国鉄)原町田駅として開業しました。
原町田というのは、駅の所在地が町田市・原町田に在ったからです。

1927年(昭和2年)になると、
小田急線が開通し、JR線と交差する形で開業し、
駅名を、新しい原町田駅という事で、新原町田と名付けました。
(現在はJR・小田急ともに町田で統一されています)

原町田・新原町田という駅名は私も記憶にあります。
その頃は小田急線とJR線の駅は700メートルも離れていて、
乗り換え客は狭い商店街を通り抜けて行くしかありませんでした。
特に雨の日は大変だったのです。

1976年(昭和51年)
小田急は、今までの長ったらしい駅名を、
町田と変更します。
新原町田なんて面倒くさい駅名を言う人なんて誰も居なかったのです。



現在のJR駅より右側400メートルに以前のJR駅があったのです。

駅名は新しくなりましたが、
700メートルの乗り換えの為だけの商店街はそのままでした。

1980年(昭和55年)
JRは駅を小田急線側に移転します。
それは、今まで乗り換え客があってこそ潤っていた商店には死活問題でした。
それがあるから長年、駅の移転が出来なかったのです。



左側は車が走る大通りで、右の狭い商店街が乗り換えの為の道路でした。



今は、JR横浜線と小田急線は、
ペデストリアンデッキ(階上歩道)で結ばれていて、
以前の商店街は全く無縁になりました。

しかし、その商店街が死滅したかというと、
そんな事はなく、昔ほどではないにせよ、そこそこ元気にしています。

横浜に住んでいた時は歌声喫茶に通う為に、
この町田駅乗り換えを頻繁にやっていました。
しかし、2回ほどチョンボをしたんです。

小田急線にそのまま乗っていれば良かったものを、
「あ、町田だ、乗り換えなきゃ」と南武線改札口まで行って、
「あれ?俺どこに行くんだっけ?」と、路頭に迷ったり、
それと反対の事をやったり・・・

何だかな~??




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