ビスタ~リ通信

山のこと日常のことを、思いつくままに。

鳥海山

2017-08-18 | 山のはなし

7月25日 鳥海山 

鉾立登山口~御浜~外輪山(行者岳~七高岳)~新山~七五三掛~御浜~鉾立登山口

秋田港を5:30に到着して、そこから象潟(きさがた)口や鉾立と言われている

登山口に到着。大駐車場には車がまばら。

ガイドブックによってまちまちですがコースタイムが長くて10時間もあるので

初日に持ってきたわけです。鳥海山を登ってしまえばあとは怖くない!?

登山口には登山計画書が備えている小さな建物があります。8時出発

いったい何の意味が?

舗装路を登っていくと展望台。そこから奈曽渓谷、白糸の滝が見えます

他は…、まっしろけっけ


歩きやすい石段の脇はたくさんの花々で彩られています。

少し登ってもこれだよ~。最高や!

なかなか前に進めませんね

ハクサンチドリ

登山道が平坦になると賽の河原へ。残雪がありました

賽の河原の湿原に咲くイワイチョウ

賽の河原から再度上り坂になり付近は高原でニッコウキスゲの群落が。

写真ではよくわかりませんね



御浜神社の鳥居をくぐります。10時着

鳥海湖の周りはお花畑!

風で波立つお花畑!



御浜小屋の裏手で休憩中、段々山頂部が見えてきて…なんやこのラスボス感

鳥海湖も見えてきた!

扇子森をゆるやかに登っていき、御田ヶ原分岐までいったん下ります。

御田ヶ原分岐。鞍部から八丁坂へ。少し急になっていきます

背丈のある固有種のチョウカイアザミ

八丁坂を登りきって七五三掛(しめかけ)へ。そこから木道を登っていきます

しばらく行くと分岐があり、旧道と新道に分かれています。

道案内のままに新道を進み、さらにまた分岐がありましたが

深く考えずに外輪山の方へと進みました

外輪山の端っこから山頂を見ます

文殊岳に到着。11時

さらに外輪山をぐるりと登っていきます。石仏もあり霊山の趣き

ああ、山頂までどんだけ遠いんや

梯子なんかもあり

固有種のチョウカイフスマ

七高山にやっときた。12時

わい「5時間のコースタイムやのになんかすごく時間かかってんるんやけど」

びす「わいはんそれ登りだけの時間や!」

わい「えっ」

と、いつものやり取り。そやけど、本当は外輪山を廻るつもりはなく、予定では9時間。

でも外輪山きちゃったから、うーん、先が読めんぞ。読めんぞおお

その後、七高山から御室小屋に向かうも雪渓が邪魔して遠回り。

さらに小屋裏手から新山へのペンキマークが雪渓で隠れていて途中からルートミス。

新山ドームで右往左往。

急がばまわれってやつですよ

やっと着いたああーー!!山頂13時。狭い山頂で弁当をかきこむ

御室小屋に下りてきた。アジア、欧米、そして関西、色々な国からここに集い、

また別々の場所へ分かれる

さようなら。今度は谷沿いを下っていく

雪渓を3回ほど渡ります

七五三掛(しめかけ)へ下っていく

賽の河原に下っていく

チングルマ

登山口に16:20着。8時間と少しかかりました。

天気は曇り。遠望はありませんが、風はほとんどなくそして暑さも感じず快適。

結果的にコースタイムを短縮できたかと。

天候が悪いと独立峰ゆえ相当荒れると聞きますので運がよかったんだと思います。

初日にして充実しすぎた内容。東北恐るべし…

 

翌日の秋田駒ヶ岳に備えて象潟の道の駅でさっさと就寝!

 

 


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