私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

後楽園をより美しく楽しむ方法

2009-12-06 12:54:14 | Weblog
 後楽園を見てきたのですが、園内にある色々な家屋設備は、後楽園が県民のための公園になった明治17年以来、誰でも、自由に、借料を支払えば借りることが出来るようになっているのです。
 明治31年の借料は、例えば廉池軒は一日借りても70銭でいたが、現在は1時間600円で、一日にですと4,620円だそうです。明治30年代の1円は現在の12,000円程度だそうですから、現在の2倍程度の料金だったようです。これって安いとお思いですか? ちなみに、昭和30年代だと、140円とのことです。その時の市内バスの料金は14円でしたので比べてみてください。
     
 この廉池軒から見る「沢の池」「唯心山」「延養亭」など北向きの眺望は素晴らしく、“眺めを縦(ほしいまま)にする”と言われています。

 又、反対に南向きの眺望には、新殿からの眺めが最高で、ここも借りることが出来ます。料金は一時間が540円です。明治期には一日の借料が40銭していたそうです。
 

 なお、広さですが廉池軒は17畳で、新殿は10畳です。ちょいと饗宴の席を設けての後楽園を楽しむ隠れ家でもあります。念のために。

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