柳田国男の「遠野物語」が出版されたのが100年前の明治43年6月14日です。その遠野物語を私は持っています。初版本は、たった350冊しか出版しなかったのです。その内の1冊です。
「大変珍しい本だ。大事に取っておけ」
と、私の祖父から頂いたのです。
今年の1月9日の天声人語氏が、この本について書いていたので「もしや」と思って本棚を探して、久しぶりに対面した本です。6月14日、昨日ですが、再び、本棚から出して、ぺーじをぱらぱらと捲ります。懐かしい香りと一緒にザシキワラシも飛び出してきそうでした。
写真ですが、どうぞ見て下さい。