私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

鯉山小学校の入学式

2010-04-13 17:24:28 | Weblog
 昨日12日は我が町吉備津「鯉山小学校」の入学式で、29人のかわいい1年生が生まれました。この29と言う数字に、少々さびしさも禁じえなかったのですが、在校生と
新一年生がしっかりと腕を取り合って、勉強も運動も共に充実した個性あふれる学校にしてもらいたいものです。
 この鯉山小学校の入学式に参列して感じたのですが、最近の小学校の入学式は、昔とは随分違って驚いています。
 まず、驚いた第1ですが、それは新入生の名簿です。男の子も女の子も一緒にして、あいうえお順に、それも名前が総てひらかな書かれているではありませんか。一昔までは、生年月日順に、まず、男子がいて、次に女子が続いていたのですが、近頃は、民主的な男女平等な社会なので、男の子も女の子も平等に並んでいるのです。それでもいいのかもしれません。私は旧式な男ですので、何もそこまでしなくてもいいのではと思いました。 
 9日に高松中学校の入学式にも参列したのですが、ここでは今までどおりの男の子が先、その後に女の子が点呼されていました。そのほうかすっきりしているようにも思われますが。どうでしょうね。

 次に驚いたのが、女の子の名前です。ものすごく個性的というか、どう表現したらいいのでしょうか、変わった名前がずらりと並んでいるではありませんか。昔のような○○子だの○○江だのという名の子がほとんど見当たらいのです。

 今年の鯉山小の新入生の女の子の名前を上げて見ます。時はあたかも春の真っ最中です。その春の百花繚乱の如くにあでやかさが、その名前からも浮かび上がってきます。

 あい、いつは、こころ、まいこ、くるみ、のぞみ、えりな、みか、あやか、まなか、もえ、ののか、はるの、めぐみの13人の女の子でした。

 どうですか、すごいでしょう。
 
 この名前を見ていると、ちょっと悪戯心を起こしたくなって、並び替えて見ました。

  「めぐみ燃え 春のあやかし 試みか 真中にくるみ 鐫(えり)なそ明 」

 と。
 まだ、この中に入りきれない名前が3人います。ほっといては、この子達に悪いような気がして、意味も減ったくれもありません、前の歌もそうですが、どうにか形だけ整えばと、めちゃくちゃに並べて、それらしく形にしてみました。

  「何時遥か 春の舞い込む 野の香かな」

 歌にも何にもなってはいないのですが、そんなん雅な感じの入学式でした。その雰囲気だけでも、ひらかな?ではない、感じ(漢字)取っていただけたらと思います。

 まあ、そんなことを考えながら、この子たちに幸あれと祈りながら、かわいい子供たちの入学式に参列しました。