愛しい香屋政輔こと袋政之輔が、幕府の官憲によって殺されたほんの10日ほど前におせんに歌ってくれた、
七月七日長生殿
夜半 人無く 私語の時
天に在りては願わくは作らん比翼の鳥
地に在りては願わくは為らん連理の枝
天地地久 時有りて尽く
この恨みは綿々として尽くる期無し
という、白居易の長恨歌の中の「連理の枝」と言う言葉が、おせんにとって何時までたっても忘れる事が出来ない七月七日の思い出です。
七月七日長生殿
夜半 人無く 私語の時
天に在りては願わくは作らん比翼の鳥
地に在りては願わくは為らん連理の枝
天地地久 時有りて尽く
この恨みは綿々として尽くる期無し
という、白居易の長恨歌の中の「連理の枝」と言う言葉が、おせんにとって何時までたっても忘れる事が出来ない七月七日の思い出です。