カルガモは,オス・メス同じに見えるが,ちゃんと見分ける方法がある。
市販の図鑑に詳しい解説があった。
カモの男女を見分けられなくっても,なぁ~んも困ることはないし,役に立つことも,たぶん,ない。
しかし,これからの人生,ちょっとだけ幸せになれるかもしれない。
今の時期は,カップルを見る機会が多いので,オス・メスがわかると,鳥見が,さらに,楽しくなる。
この子たちは,大沼にいたカップルだが,左がメスで,右がオス。
まず,大きさが違う。カルガモは,オスの方が大きい。
色は,メスの方が,全体に淡い感じ。オスは特に下半身が黒っぽい。
お尻の黒い部分に着目すると,オスが真っ黒なのに対し,メスは真っ黒じゃない。
運良く撮れた,お尻合いの画像。
次は,同じ日,蒲生にいたカップル。
大きさを比べれば,すぐに,オス・メスがわかるが,1羽だけのときは比べられない。
鳥の用語では,尾の上下の部分を,上尾筒(じょうびとう)・下尾筒(かびとう)というが,この部分(お尻と言っている部分)の色が,一番わかりやすいかもしれない。
上の画像では,右側,下の画像では左側の子のお尻の色が真っ黒じゃない。
スマホでは,画像が小さくって,よくわからなかったので,拡大画像も追加しておく。
(オス)
(メス)
誤解されるので,くれぐれも,公園など他人がいる場所で,「あの子はお尻が真っ黒」などと,大きな声で言っては,いけない。
なお,個体差があるので,モノサシは絶対ではない。
※ 見分け方は,「決定版 日本のカモ識別図鑑」(氏原巨雄・氏原道昭著,誠文堂新光社)を参考にしました。
(2024/03/23 カルガモ)