Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

人種差別

2018年12月07日 07時56分57秒 | Weblog
ドルチェ&ガッバーナの動画は何が問題だったのか~欧州に根強く残る「アジア人軽視」という問題~
 「欧州にはアジア人へのどのような差別行為があるのかというと、昔からある代表的なものに「チン・チャン・チョンと言われてからかわれる」という問題があります。この「チン・チャン・チョン」は、西洋人から見たアジア圏の国々の言語の響きを馬鹿にした明らかな「いじめ」です。実は筆者もドイツで育った小学生時代、周りの子供に「お母さんが日本人」だということを知られた瞬間に「どうせ、家ではお母さんとチン・チャン・チョンとか変な言葉でしゃべってるんでしょ」と言われた経験があります。困ったことに、これは「子供同士」の問題だけではなく、むしろ子供は周りの大人のアジアへの蔑視を引き継ぐ形でこのようないじめをしています。実際に、大人であっても、このような「からかい」を堂々とする人がいます。道ですれ違い様にアジア人に対して、バカにした感じの口調で「チン・チャン・チョン」と言う酔っ払いにもいますし、もちろんシラフの人もいるので、気が抜けません。

 伊藤塾の塾長(伊藤真弁護士)は、幼いころドイツで過ごし、よく「ヒネーゼ(中国人)」とからかわれた経験から、少数者の権利を擁護する法曹の道を志すことにしたそうである(そのように、約30年前の「東京リーガルマインド・司法試験入門講座」では語っていた。)。
 外見や風習などが自分と違う人を蔑視・差別する傾向は、おそらく多くの人に生得的なものとして備わっているもので、抑制すること学習しなければならないのだと思う。
 ところが、欧州の一部では、アジア人差別を抑制するような教育があまり行われてこなかったのではないかと思われるし、記事も指摘するように、差別される側も抗議しないため、「からかっても、反撃してこない人達」と甘く見られていたようである。
 だから、今回の件で、中国人が激しい反撃に出たのは、正しい対応だと思う。
 

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