男子バスケと阿部兄妹

　オリンピックまであと１週間。サッカーと７人制ラグビーは、開会式より前の24日に始まる。

●録画しておいた「新プロジェクトＸ 男子バスケ 世代を越えた逆転劇 オリンピック48年の挑戦」を鑑賞。泣いた。夜中に観るもんじゃない。
　最近のバスケットボールに詳しくないので、馬場雄大の父が1970年代に活躍した馬場だったことを初めて知った。
　比江島慎が奇跡的なプレーをしてオリンピック切符を獲得したことは知っていたけど、「たぶんお母さんもあの場所にいたんじゃないですか」なんて言われたら、ぐっすんだ。

●ワールドカップ2023でのバスケ男子日本代表の激闘を収めたドキュメンタリー映画「BELIEVE　日本バスケを諦めなかった男たち」も評判がいいようなので、これも観よう。アマプラにある。

●柔道の阿部一二三・阿部詩兄妹の「ファミリーヒストリー」も良かった。父系も、母系も、自立心が強く、負けん気の強い一族。
　両親が付き合っていた頃のラブラブ写真を見せられて、恥ずかしそうに目を伏せていた阿部詩さんがかわいかった。

●内村航平「ネコ科の動きは見ておくと参考になる。身のこなしとか、着地の取り方とか」「突き詰めていくと、めざすのは人間じゃないんだなって」
　やっぱりこの人の言葉はおもしろい。孤高のチャンピオンは、ずっと違う世界を見てきたんだと思う。

●オリンピック直前、スイスの大会で走る予定だったシェリーアン・フレイザープライスは、ウォームアップ中に違和感を感じて棄権。勝ったのはカンブンジ。心配だ。