「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

大きな声では言えないが…

2017年08月09日 17時18分44秒 | Weblog

この世界を物理の目で見ると
ニュートン力学と相対性理論
そして量子力学が多重層に絡み
合って成り立っている…らしい
それも、現時点ではという但し
書きがつく。将来的にそれら全て
を包括した大統一理論が発見され
れば、物理の世界は一変するとか

さて、この世界を政治的思想の観
点から見ると、ナショナリズムと
共産主義が、世界を二分し争って
いる。いわゆる「右と左」だ
厄介なのは両方とも「民衆の為の
政治」という仮面を被っている点だ
だが仮面の下には、恐ろしい悪魔
が潜んでいる

ナショナリズムと共産主義に関して
英国の歴史学者アーノルド・J・ト
インビー博士(1889~1975)が以下
の説明をしている

「“国家主義は、権力主義と言いかえてもいいが
その根本には、力の崇拝がある。それは『国家
があって自分がある
』という転倒思想だ。これは
古代からの“宗教”である
欧州ではキリスト教が後退し始め、それと共に
精神的支柱の空白が生まれた。その空白は三つ
の宗教によって埋められた。それは“科学的進歩
への信仰”“共産主義”そして“ナショナリズム”
である。ナショナリズムは“集団力崇拝”であり
“国家崇拝”だ。そこに個人はない。この集団的
な人間の力を崇拝している点で、ナショナリズム
とファシズム、共産主義は共通している
これらの元では、人間はあくまで国家の一部に
過ぎず、手段にされ道具にされる。“人間の尊厳”
が国家のエゴに踏みにじられる宗教といえる」

つまり、右も左も、そしてファシズムも同類の
邪教だというのだ

この宗教に毒された者は、本来なら良心の呵責を
うけるはずの悪行も、個人から国家という複数に
置き換えられることにより、自己中心の罪を免れ
たような錯覚に陥るため、罪を大目に見るように
なる…という
要するに、国家の侵した大量殺人(戦争・原爆投下)
も「犯罪ではない」「仕方ないことだ」と言い張る
ようになるというのだ。これは宗教者も同じだ
大戦時のアメリカで、キリスト教の司祭が、原爆
投下の成功を願い祈りを捧げたという事実がある
日本では、軍部と一体化した靖国神社が国家神道
の精神的支柱となり、殆どの仏教団体が「戦勝」
を祈願した。「鬼畜米英を皆殺しに!」と
新聞などの報道も、「知識人」「学者」と称する人
たちも「神国ニッポン」を強く支持した。一般の
市民も当然のこと。ナショナリズムという邪教に
毒され、皆が「正常」を失ったのだ

スイスの精神科医・心理学者C・G・ユング(1875
~1961)もナショナリズムについて「国家主義は
個人の力や信仰心を吸い上げその結果、国家は神
の位置に取って代わっている」「そして、多くは
取り込まれるが、人々はそれに気づかないでいる」
と断じている

人間のために、国家がありイデオロギーが考え
られたはずなのだが、本末転倒の思想が、ナシ
ョナリズムや共産主義だ
日本では「日本会議」というナショナリズムの
団体がある。ここのメンバーには安部首相と夫人
石原慎太郎氏、籠池夫婦などもいる。「共産主義」
は、勿論、共産党だ

こういう話を、誰かテレビで堂々とやってくれ
ないだろうか…命が惜しいからダメ?
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