「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

♪ 何億光年 輝く星に…

2011年10月28日 17時24分24秒 | Weblog
 
今朝は4時に起きて夜空を見上げた。夜空は晴れ渡ってい
た。今の時期は東京でも、天上のやや東に位置する冬の星
座・オリオン座が見える。その左側に輝く赤い星ベテルギ
ウス。星座で言えば、巨人の脇の下あたりに輝く星だ。太
陽の約千倍の大きさの此の星は、間もなく寿命を終え、近
いうちに超新星爆発を起こすといわれている。否、既に
爆発しているのかも知れない。この赤色超巨星は、地球か
ら640光年の距離にある。光の速度で640年の向こう…
時代的には鎌倉時代が終りを告げた頃か…

鎌倉時代と言えば、最近、その時代に日本を攻めようとし
て、いわゆる“神風”に遭遇し全滅した蒙古(元軍)の船
団の残骸が、長崎の沖合いで発見された。鎌倉時代の光が
届いたこの時期に、その船が発見されたことに、何かの縁
を感じるのは僕だけだろうか…

そして今年、未曾有の大地震による大津波が日本を襲った
胸の痛くなる悲惨が人々を奈落に落とした…

原発事故も起こった。ノルウェーの某科学者の研究結果に
よると、もし事故の起こった後、東京に雨が降っていれば
原発近辺と同様の放射線量上昇に見舞われていた可能性が
あるという。事故後、「極めて高濃度の固まりが東京の上空
を通った」ためだ。だが、雨は降らなかった
もしも、豪雨となっていた場合、東京全体は汚染され、集
団疎開を余儀なくされ、東京の機能だけではなく日本全体
が麻痺し、政治や経済、全てが壊滅状態になっていたかも
しれない。日本の終わりという最悪の事態は免れた。蒙古
が日本への攻め入りに失敗した鎌倉時代と同じく、日本は
命拾いしたのだ…


ベテルギウスは、やがて爆発する。それは既に起こってい
て、光速で進む光の矢は、こちらに向かっている最中かも
知れない。また、この瞬間に爆発しているかも知れない
だとすると、地球に爆発の知らせが届くのは640年後だ

だが、明日、東天に月ほども明るい青い巨星が輝く可能性
もある。その巨星は数年間、夜空を彩る。僕は、その星の
発する光を見て、鎌倉の昔と現代とが繋がっている錯覚を
覚えるだろう。悠久の大河の流れのような宇宙の時間の中
に佇む自分を感じることだろう…
夜空を見て、そんなことを思ったのだった

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