「アルティメット」

超気になっていたのに地元での公開がなかったため、ＤＶＤ待ちになっていた映画でございます。ＣＧ、スタント、ワイヤーを使わないフランス産の「マッハ!!!!!!!」とな？いったいどんなもんでしょう？

超近未来の2010年。フランスには13街区という隔離された街が出来上がっていた。そこは猛烈に治安が悪く、すさんだ街と化していたため隔離されたのだ。そんな中で育ったレイトは、ある日警察の策略に捕まり、刑務所に入れられる。そんな彼を道案内の相棒にし、13街区で奪われ、24時間以内に止めないと発射されてしまうというミサイルを止めるため、潜入することになったフランス警察の凄腕、ダミアン。二人は、13街区のミサイルをとめることができるのだろうか？



面白いか面白くないかっていわれたら、面白い、でしょう。

すごいっす。マジで飛びまくりの走りまくりの男二人に目がくぎづけ。
先日見た「DOA」と同じアクションとしてくくってしまって良いのか！？というような内容。

主人公二人は間違いなくカッコいいだけど、間違いなくムサい！（笑）

でもそこがいいんじゃないか！

花がないことがプラスになることだってあるんじゃないか！

ＣＧができたからって生身のアクション映画が死んだわけじゃない。
アクション映画とは体を張るもの。
そんなアクションを求めている人はたくさんいる。
ＣＧでは出てこないアドレナリンとテンションをくれるアクション映画を待っている人はたくさんいる。
そして、その一人が、製作のリュック・ベッソンなわけで。
この人、アクション映画の脚本作らせたら今世界一かもね（笑）
イライラしない程度のどーでもいい内容で、アクションのために生きる脚本作らせたら今のところ彼がナンバーワンかも（笑）

「マッハ!!!!!!!」見た？超面白かったよね！
俺たちもやっちゃう？いぇ～～～！「アルティメット」だ！

それでいいじゃないか！
見せ場のためなら無理なストーリーだっていいじゃないか！

壁を上り、屋根を飛び、車を飛び、それをキレイに撮る。
フランス映画だからか、やたら青空だったりと、雰囲気がきれい過ぎてあまり緊張感はなかったけど、それはタイや香港と違うオシャレ味ってやつかな、と、思えばぜんぜんアリ。

こんな映画もあっていいでしょ？
いけないって誰が言ったの？
そもそも映画はじっくり考えるような話でなければならないの？

そんなことはない！断じてない！

アカデミー賞のように”アルティメット賞”というようなものがあれば、間違いなくノミネートされるであろう本作。

「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の敵役シリル・ラファエリと「クリムゾン・リバー２」のスタントさん、ダヴィッド・ベルは、走り方がハンパなくカッコいい！

でも気になったのはシリルのわき毛。あれって、金髪だから見えないの？それとも剃ってるの？つるっとしててとてもきれいで、キューピーみたいで気になっちゃった。だから”クリーンすぎるぜ！”とか言われたのかも（笑）
ダヴィッドのほうは普通にあったのだけど、むしろその方が自然に見えました。

でもそういえば、ジェロム・レバンナとかもわき毛ってなかったかも・・・っていうか、格闘家ってわき毛そるものなのか！？フランス人だからか？武蔵はどうだったっけ？

ああ～～～～、関係ないこと気になってきちゃった！（笑）

http://www.xanadeux.co.jp/ultimate/index.html