月館の殺人 上巻 下巻

原作が綾辻行人で漫画が佐々木倫子という漫画を発見。気になってはいたのですが、上巻だけしか出てないのか、みたいな感じだったんですが、下巻も出てたので早速読んでみることに。

しかし、なんだ？この大きさは！
「ＨＥＡＶＥＮ？」のサイズだけど、「ＨＥＡＶＥＮ？」２冊分くらいの重量。
カラー版でも作れそうな分厚い紙で、重いったらありゃしない！読みにくいっ！
４巻に分けるべきだったぞ！これは失敗だと思われるがどうなんでしょうか？

ま、いいや。とりあえず読んでみよう！

・・・これってミステリーよね？（＾＾；

上巻半ばまでは佐々木倫子漫画のノリで、へんてこな鉄道マニアが集まった不思議な空間が展開。「タモリ倶楽部」じゃん？　みたいな。これって、綾辻行人はどのくらいかかわっているんだろう？　ってなくらいのもんだった。

途中から、高級列車の中での密室殺人ってことで、なかなかミステリアスになってくるのだけど、結局は最後の最後まで佐々木倫子のノリで進んでた気がします。

それなりに面白かったとは思いましたが、なんせ設定がありえなさすぎですので、ミステリーとしての面白さはあまりないです。
ミステリーがって言うよりも、普通に佐々木倫子の漫画が面白かった印象でした。

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