遙かなるモヘンジョダロ

本日２日から４日まで、モヘンジョダロ見学の計画を立てていました。

紀元前２５００年～紀元前１８００年頃に栄えたとされる文明都市。
計画都市として建設され、沐浴上や下水道まで整備されていたとか。
１９８０年には世界遺産登録もされている、世界に名立たる遺跡群。

某つ○ば市も某イスラ○バード市も計画都市として建設されましたが、
一旦雨が降れば、そこはまるで洪水の後のようなお粗末な排水施設。
両市とも車社会のため、歩行者への配慮なんてまるで成されていません。

現代社会よりも、むしろ進んでいたモヘンジョダロ。
これはもう見たいに決まっている！

イスラマバードからパキスタン最大の都市カラチへ飛び、カラチから
同じシンド州内のサッカルへ飛行機で向かいます。
そして、サッカルから車で約１時間半程の距離なのだそう。

モヘンジョダロにも空港があるそうですが、フライト日や時間の都合で
往路はサッカルから車、帰路は直接カラチへの飛行機に乗った方がよさそう。
車のアレンジもお願いしたし、これでバッチリ☆

と・こ・ろ・が！
どうやら団体ツアー客が入ったらしく、モヘンジョダロ～カラチのフライトの
予約が取れなかったのです。そこが取れなかったら帰れない・・・


パキスタンのフラッグ・キャリアは、パキスタン国際航空（ＰＩＡ）ですが
この会社の予約システムがなんともパキスタンらしいのです。
たとえ予約をしても、発券しないとどんどん予約が落とされてしまうのです！

つまり、発券を先にして、乗客に確実に支払わせるシステムなのですね。
乗客が発券後にキャンセルしてしまっても、それは乗客の勝手だし、
フライト日が近づけば近づく程、キャンセル料が高額になってＰＩＡの収入に。

確実に予約を入れたいなら発券してもらうのがベストですが、予定が決まらない
時だってありますよね？そういう場合は、もうＰＩＡの思うツボ！
まったく、乗客にやさしくないなぁ。

それはさておき、急遽入ったらしい団体ツアー客に先に発券をされてしまった
bilkul達は”もうキャンセル待ちの可能性はない”との事で行けなくなりました。
うおぉ～～～！行きたかった・・・

国内なのに・・・近くて遠い、遙かなるモヘンジョダロなのでした。