松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイうひとり旅・シベリア横断~モスクワ~中央アジアの旅12 シベリア

2012年08月02日 | 赤道直下と陸路国境148か所
テントを張った場所から本線に出たところ

一路ウランウデに向かう
食堂ではモンゴルに近づいたような「女性の顔」に出会った


途中の集落と食堂



2003年7月4日金曜 はれ10℃ はれ18℃ はれ30℃
夜中にのどが渇(かわ)く、テントでも空気が乾燥しているからなのかたべもの関係なのかわからない。それにしても朝方寒かったので寝袋を頭からかぶって寝ていた。7時半に起きた。太陽はすでに出ている。8時10分に出発。何回か「ウランウデ」と聞きながら林の中を走る。ウランウデについたようだ。木造の家が集まって宿は水しか出ない小さい町だろうと着く前はウランウデをイメージしていた。

町の中に入って行くと意外や意外ハバロフスクと同じぐらい活気のある近代的な街だ。「セントラルは」と聞きだしてオートバイを止めて地元の人に「ホテル」を訪ねた。「そこをぐるーっとまわってあそこ」250mぐらい。そこをぐるーっとまわってホテルの駐車場についた。わはぁーこんな大きなホテル「高そうだなー」1000ルーブル=4000円はしそうだ。とりあえず聞いてみよう、フロントで料金を書いてもらった。

570ルーブル=2280円だと。お―よかった。今までの水シャワーのホテルと比べてちょっと高いがよし泊まろう。オートバイはホテル前の大きな駐車場。なるだけ入り口に近いところに止めて夜カバーをかけると大丈夫だろう。ハバロフスクから西に向かったウランウデまでに少しづつ顔が変わってきた。ロシア的からアジア系の顔ロシア、朝鮮、モンゴルの入り混じった顔。

わたしの顔は地元の人と「わからない」ほど「変わらない」「まったく」同じ顔に写っているに違いない。親兄弟、親戚、いとこばっかりいるような感じである。それにしてもここまでのシベリア道路はひどかった。じゃりみちから今道路拡張工事の最中で突然「赤土(つち)」の広―い道になったと思ったら今度は狭い昔の道に入って迂回。このように「ヘビ」が走るように広い道、狭い道と交互に走る。雨が降ってきたら大変なことになる道だ。雨が降らなくてよかったと思い出すたびに胸をなでおろす。

*シベリア道路・最新情報・2010年ごろからシベリア横断道はすべてアスファルト道路になっているとのこと。2012年6月から5,6人がシベリア横断に挑戦して何の問題もないようだ。

○ビール→冷蔵庫で冷やしてあるところと、常温のままのところがあった。
500mlペットボトル→20ルーブル=80円。150ml=140円栓はネジ式で残りはあしたに回せるので重宝した。地元ビールはうまかった。
○トマト小さい3個=60円 ○ハム(2,3日分)=280円
○チーズ6っ個入り=120円 ○石鹸チーズ =144円

ウランウデ市内は活気のある街で自分が思っていた「木造ばかりのもっと小さい町」とはイメージが違った