松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~モスクワ~中央アジアの旅19 シベリア

2012年09月11日 | 赤道直下と陸路国境148か所

ノヴォシビルスク
日本に帰る途中のイチカワさんと行き会う

ノヴァシブルスクからオムスク
2003年7月21日月曜 はれ18℃ はれ25℃ はれ27℃ はれ30℃
モーテルを7時15分スタートする時間になって霧が深くなる。ホテルを出て本線に入ろうとすると前方からライトをつけて近づいてくる。「あれーっ」これは「対向車線」なのか「お―ビックリ」。あわててすぐに隣りの車線に入る。今まで片側一車線を走ってきた。ここは二車線走行だったのだ。お―危なかった、ライトがついてなかったらてっきり反対車線を走っていたかも「ぞーっ」とする。

いい道でいいなーと思っていたら狭い道になる、アスファルトではあるが振動がハンドルに伝わってくる。お昼頃今のは「あれーっ」日本人ライダーでは?。停まっているとUターンしてきた人は日本人だった。神奈川のイチカワさんとゆう。イチカワさんが泊まったホテルまで走って昼めしを食べながら一時間ぐらい話して別れる。ノヴォシビルスクについた22時。15時間、800km走ってきたことになる。

ホテルを探しにセントラルに入った。一軒目83ドル約1万円。えー。2軒目満室
2軒目のホテル前に停めたオートバイに戻ろうとしたらおばさんが宿の斡旋をしている。700ルーブル=2800円に泊まることにした。その宿にタクシーの運転手さんに引っ張ってもらってついたところは普通のアパート。これでも仕方ない。運転手さんにはドルとルーブルまで交換してくれた。20ドル=2万2千円→500ルーブル=2万円


2003年7月22日火曜 はれ20℃ はれ20℃ はれ30℃暑い 夕方19℃寒い
アパートの宿から出発。まず銀行へ9時まで待って中に入るがここではT/Cを扱っていないと話す。メトロの前に行って500ドルをルーブルに交換。約120円ぐらいか。銀行前に停まっていた地元の人にオートバイ「ボックス」がぐらぐらすると話した。すると自動車修理工場まで引っ張ってくれた。すみませんでした。

工場では鉄板をくりぬいてから「リアー」にあわせてがっちり補強してくれた。ナンバープレートもつけ直してもらった。10時から13時までかかった。トータル350ルーブル=1400円と安くしてもらった。良心的で助かった。地元の新聞社の人が来て取材を受ける。14時頃からオムスクに向かって走り出す。約300キロ走った所のモーテルに泊まる。350ルーブル=1400円。こんなところに泊まると安く上がるな。18時30分についた。

この宿は離れに「サウナ」をそなえてあった。「ふーん」これが本物「サウナ」なんだ。道ばたにこんな宿があると得したように感じてうれしい。

2003年7月23日水曜 150はれ 23℃はれ 25℃はれ 夕方17時頃夕立
8時にスタートするがマフラーを留めているの「ワッカ」が外れていることに気付いた。持ち歩いていた「簡易ワッカ」で補強した。8時20分再スタート。オムスクまで順調に走る。途中のベンジンスタンドで洗車した。久しぶりにきれいになった。スタンドのオーナーや家族・スタッフといっしょに記念写真。いい天気だ。これからカザフスタンをさけてう回して走ることになる。

オムスクからクルガン経由チェリャビンスクへ直線の道走れば近道だ。しかしカザフスタンを通らなけれなならない。ロシア「ビザ」の取り直しになる。そのため北に少し上がってエカテリンブルグを通り大回りになるがチェリャビンスクに向かうことにしている。17時頃夕立にあった。家のひさしを借りて雨宿り。15分ぐらいで雨はやみ晴れて来た。走り始めてせっかく洗車したのに泥だらけになった。

オムスクのペトロールスタンドの人たちと夫婦でやっていた軽食屋さんでステーキを注文ロシアは肉が安くていいなー。ビールも


赤土(あかつち)のダートに水たまりも出て来た。用心して走っていたがちょっとしたぬかるみでツルッと滑って「あっ」とゆうまに転倒。うーん。自分ではオートバイを起せない。車が来るのを待つしかない周りは森の中でさびしい場所だ。なかなか自動車は来ない。40分以上待って二台の車がうしろから来た。あーよかったー。「ソーリ・手伝って・・起こして」と頼み起した。このあいだ待っている時間は長かった。エンジンはすぐにかかった。

車が来なかったら「ここでテント張るのか」と不安になった。車の人にはまた転ぶかもしれないのでうしろから走って来てもらいたかった。しかし言葉は通じないので仕方ない。2台の車はすぐに走り去ってしまった。「まってくれーい」と叫びたい気持ち。また転ぶんじゃないかともうこわくて恐くてしかたない。そろそろと走った。アスファルトに出てホッとする。地元の人に聞いてモーテルに泊まる。260P=1040円






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