もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

釣行記 船エギング アオリイカ 若狭 10/11

2010年10月12日 | 釣り

今回、初体験の船エギングで、アオリイカに挑戦してきました。

知人のS氏からお誘いを受け、アオリイカには大変興味があり、初釣行となりました。

今回は、S氏のグループに入れて頂き、6名+子供1名、それに単独釣行の方1名で合計8名。

お世話になったのは、福井県おおい町本郷の田中渡船さん。



実は、数年前まで夏のマイカ釣りに、何回かお世話になったことがあります。

まずは、船エギング。未経験であります。

通常の陸ッパリからのエギングとは、仕掛けや釣り方も違います。

私もちょっと前から、アオリイカエギングに興味を持ち、陸ッパリで挑戦したことがありました。

しかし、まったくダメ。

やはりシャクリ方、誘い方、エギの種類など、様々な問題があったのでしょう。

それでも船エギングでは、個体数も多く、スレていないだろうとの思惑で、

大漁妄想を日夜繰り広げていた次第です。

S氏からのアドバイス、釣具店やネットからの情報などを駆使して仕掛けを用意。

あとは実釣のみであります。

そして、当日青戸大橋のたもとにある田中渡船さんに到着。

ご一緒する方々に、「初めてなので、よろしくお願いします。」と謙虚にご挨拶。

荷物を乗せ、出発です。今回は、半夜便のため、17時前の出発です。

さて、これからが問題。

実のところ、私は船酔いが心配な体質。

今回も、過去の醜態から学んだことを忘れず、準備をしてきました。

船酔い対策① お昼ご飯は、控えめで早めに。もちろん夕食は食べない。

船酔い対策② 酔い止めは、アンプルと錠剤を併用。



船酔い対策③ 船首には乗らない。

船酔い対策④ 手首に巻いて使用する、指圧式船酔いツボベルトを着用。

 

船酔い対策⑤ 船上の水分補給は、コーラ。(炭酸飲料)

一応、これだけのことはしました。しかし・・・。

それでは、船に戻ります。

青戸大橋の下を通り、小浜湾へ。ここは、波もなく穏やか。



次に赤ぐり灯台を越え、外海へ。



途端に並みの種類が変わってきた。



大飯原発を横目に、大きな波に揺られて船は上下動を繰り返しながら走る。



そして、やっとポイントに到着。

そこは、波はさほどでもないが、問題は大きな大きなうねり。

このうねりにより、横縦上下に船が揺れます。

釣りの準備が出来たら開始。

水深は15メートル。底によってもっと深いところもある。

シンカー錘は、10号。リーダーは、2号で一ヒロ。エギは、ピンクの下地金で3.5号。

一旦底まで落とし、すぐに2メートルほど上げる。(これは、エギが底に引っ掛かるため)

そうして、上へシャクリ上げ、ゆっくり降ろし、しばし待つ。

この動作を繰り返しながら、深さを上げて行く。

本来ならば、ガッツンと来る予定が、誰も来ない。

さすがのS氏にも、来ない。



しばらくして、船首の方が、最初のアオリを上げられた。

それを観た私は、俄然やる気満々。

しかし、その後も私はもちろんのこと、他の方もダメ。

すると、私の隣の方に当たりがあった。

上がってきたのは、タコ。その後も、もう一匹追加されている。

結局、当たりが無いまま過ぎて行き、いよいよ私の体調も良くない方向に。

遠くを見たり、頑張って誘いを入れたりするのだが、

モヤーッとしたものが胸のあたりを覆い出し、次に生唾が出てきた。

しかし、気分的には、まだまだ大丈夫。

とりあえず誘っていると、なんか乗った感じ。

もう笑顔満面でバラさないよう、上げてくる。

見えてきた姿は、イカ。

ヤッター!だが、ちと姿が違う。

アオリイカではなく、マイカ(赤イカ、剣先イカ)でした。

まぁ、それでも嬉しい。

しかし、もう私も、ついに降参の時間を迎えました。

酸っぱいものが、胃から上がってきた次第です。

これは、イカン。とトイレへと駆け込む。

実は、私、最初からこの情景を予測して、トイレ横に釣り座を構えていました。

お昼の分の消化は終わっていると思いきや、まだ残っていました。

その分をゲロッて、ちょっと楽に。

追加の薬を飲み、再開。

しかし、これも長続きせず、我慢の臨界点に達し、バタンと横になりました。

不思議と、船酔いは寝ていると楽です。起きるとまたダメですが。

この時点で、4名がダウン。

そうしていると、船頭さんが場所を変えるとのこと。

どうやら潮が悪く、周りの船も釣れていないとのこと。

私には、どうでもよいことで、寝ているだけ。

その間に、船は小浜湾内へ。結構陸に近いところで停泊。

ここは、うねりもなくイイ感じ。

私も、復活を果たし、再開。

これからは、通常のエギングとなる。シンカー錘を外し、エギでシャクる。

すると、すぐにあっちでもこっちでも、墨のプシューッが聞こえる。

しかし、私には来ない。

ここでのエギングは、やはり経験豊富なS氏など、上級者は次から次である。

私には、来ない。

投げ方、待ち方、シャクリ方様々を教示願うが、ダメ。

もちろんエギも変え、チャレンジするが当たりすら感じられない。



そうこうしていると、またまた気分が・・・。

しかし、何とかして一ハイは釣ってやるぞー。と熱意を込め続ける。

すると、やっとキターッ!

ついに人生初のアオリイカを釣りましたぁー!。



実に嬉しい!

S氏などと比べると、型も小さいし、数なんて毛頭及ばない。

でも、この一ハイは、嬉しい!

やっと、やっと釣れましたぁ。

その後、もう一ハイを追加。

0:00過ぎに納竿です。

終盤の1時間で、ちょっとコツを掴んできたような感じです。

それでも辛い釣りとなりました。

結果 アオリイカ 2   マイカ  1

その他、S氏は、10ハイは越えており、慣れた方でも7~8ハイ程度と、今夜は大苦戦。

通常なら、私のようなものでも、10ハイは期待できたとのこと。

S氏クラスの方で、30~40ハイ。それも、上サイズでと思っていたらしいですが、難しかったです。

午前便のエギングもあり、これでも20~30ハイは、いけるとのこと。(私のような腕ではない方)

船頭さんいわく、今年はとりあえず数、型ともに良いとのこと。

30㍑クーラーに入らない日が、何度もあるらしい。

確かに、海面にアオリイカがたくさん泳いでいる状態を何度も見ました。

まだまだ、今年の若狭のアオリイカは、イケます。


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