もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

10年前を振り返り・・・。

2021年03月11日 | 日記

今日は、ホンマに暖かいお天気でした。

朝は冷え込みましたが、日中は4月の陽気。

しかし、明日から下り坂とのこと。

それと、広島では桜の開花宣言が出たようで、まもなく桜の季節がやってきます。

話は変わりまして、今日はテレビや新聞など、とにかく10年前のあの出来事が取り上げられています。

未曽有の大災害、東日本大震災です。

あれから10年、普段はだんだんと思い出すことが少なくなり、この時期多くのメディアが取り上げることで、記憶の振り返りをしています。

私は、2011年の6月の終わりから7月にかけて半月近く岩手県の大槌町へ災害ボランティアとして、行ってました。

そんなこともあり、テレビなどで大槌町が取り上げられると、グッと画面に近づいてみます。

また、当時は、宿泊場所として宮古市のホテルにいたので、宮古のことも同じです。

毎朝、ホテルの近くのローソンで朝食と昼食分を買って、車の中で食べながら大槌へ向かいました。

ホテルも1階部分が津波にやられたので食事が摂れなくなっていたためです。

向かう途中は、被害のひどいところを通っていくので、辛い光景でした。

被害の大きかった山田町を抜け大槌へ。

そして、社協のボランティアセンターへ行き、朝礼。

それからは私の仕事と言うのは、避難所や当時できかけていた仮設住宅、あとは民家を訪ねて、生活の様子を尋ね、必要な支援がないかニーズ調査をしていました。

個人的には、土砂の除去など肉体作業の方がよかったのですが仕方なし。

被災された方を訪ねていくのは、精神的に辛かったことを思い出します。

家族を津波で亡くされた方、それも見えるところで・・・。

そんな方の話を聞くのはとてもとても重かったです。

お昼になると、朝コンビニ買ったおにぎりとボランティアセンターに全国各地から届いてたカップラーメンを食べてました。

暑くなりかけてきた時期なので、ハエがすごかったです。

町の様子は、こんな感じの光景で、復興はホンマにするのかな?と、思いました。

とにかく、10年前の大槌町で過ごした記憶は忘れることができません。

今日も当時の写真を見て、どうされているかなぁ、と思い返しています。

そして、翌年の9月に再度訪れました。

海岸清掃のボランティアをやってきました。

当時お世話になった社協の方にも会ってきました。

元気にやっておられました。

そして、一昨年、もう一度訪ねました。

町は、風景は一変していました。

ただ、人は戻ってきていないようです。

まだまだ、大変です。

それと、昨年結婚した長男の奥さんが福島県富岡町出身。

原発がとても近いところで数年間全町避難されてました。

今も、帰還がOKになった3年ほど前から富岡町でご両親は暮らしておられます。

そんなご縁もあり、今では福島の話題にも敏感になりました。

みなさん、頑張っておられます。

コロナが治まれば、福島の浜通り、そして、北上して宮城、岩手と訪ねていきたいと思っています。

そんなときが、早く訪れますように。

オッ!と、それまでに千葉の孫に初対面をしに行かねば。

コロナの終息が待ち遠しいです。

 

コメント (2)
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