BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

シンクロスも35㎜クランプ!

2013-09-28 03:37:00 | MTB
これは止まりそうもないですね。規格が増えて面倒ですな(苦笑)。というかMTBはこっちで統一される可能性も否定できません。ロードはほぼデダ一択ですけど。

レースフェースの現物を見たんですが、想像以上に太いです。ええええ……、と思ってしまうくらい(笑)。DH系では悪くないと思うんですけど、絶対的な必要性もそこまでは感じません。未だ決定打には至らずというのが個人的感想です。


http://www.vitalmtb.com/photos/features/INTERBIKE-Part-4-Another-30-New-Products-for-2014,6413/35mm-Syncros-Handlebars,64299/bturman,109



ヨハン・ムセウ、ムセウバイクを去る

2013-09-28 02:56:00 | 自転車
寂しい話ですけど、これがビジネスであり、現実でもありますか……。

でも部下の離反やら乗っ取りではないようです。


http://www.bike-eu.com/Home/General/2013/9/Museeuw-Forced-to-Leave-his-Own-Company-1372652W/


2012年に400万ユーロの損失を計上。35%の株を所有していたものの、新しい株主達から大使失格を言い渡されたようです。

会社を立ち上げた人物が、自社を追い出されるという話はこのビジネス社会では良く聞く話ですが、ムセウのようなベルギーの英雄もとなると気分は複雑ですね。

日本へも入っているんだかいないんだかの状況があって、新たに始めたところもホームページにはアップされていなかったり……。ものの善し悪しではなく、他の部分になにか問題があったのでしょうか? そんな気がしてしまいます。

ブランド自体は継続するようですから、今後が気になります。



フォーズの27.5インチモデル

2013-09-28 00:16:00 | MTB
変わって居ないかと思いきや、変わって居ました(汗)。










シェイバーXC 
●27.5インチホイール 
●4.5 or 5インチトラベル



FXRエンデューロ
●27.5インチホイール
●6.3 or 7インチトラベル
http://www.bikerumor.com/2013/09/23/ib13-foes-racing-bumps-shaver-xc-to-650b-fxr-enduro-mountain-bike-too/#more-66719

2013年の段階でシェイバーには27.5インチモデルが登場していました。しかしこのシェイバーXCは別物です。最大5.75インチだったトラベルを短小化して、XCモデルにしてきたのです。加えてリヤ三角を3/4ポンド軽量化し、リンク部の調整も行ったようです。

FXRエンデューロも、まさにブームであるエンデューロに対してのフォーズの答えです。29erではなく27.5というのは、とてもフォーズらしく感じるのは私だけでしょうか。ショックはXフュージョンがついています。むーん、カーナッツは2014年も現状維持状態っぽいですね。ちょっと残念です。いやでも、今のご時世に完全オリジナルショックを作ることの方が、無謀なのかもしれません。

昔からのライバルであるインテンスとターナーもカーボン化に舵を切りました。しかしフォーズは、あくまでアルミモノコックで突き進むようです。えー、ちょっと心配でもあるのですが(苦笑)、それでもこの雰囲気は大手には出せないものでしょう。やっぱりフォーズは格別だなとしみじみ思います。もちろん私の思い込みも十分はいっていますが(笑)。



東レの戦略

2013-09-27 23:39:00 | その他
ほー。

以下引用
[東京 27日 ロイター] - 東レ<3402.T>は27日、米炭素繊維メーカーのゾルテック<ZOLT.O>を5億8400万ドルで買収すると発表した。東レは航空機向けなど高機能の炭素繊維を主力としてきたが、低コストの製品を得意とするゾルテックを取り込み、供給先を広げる。

炭素繊維は強度が高くて軽いのが特徴で、東レによると、年率15%以上の成長が期待されている。しかし、東レが手掛けるレギューラートウという高機能品は、価格が高いのがネックとなっており、高品質が求められる航空機や天然ガス圧力容器などに用途が限られている。

一方、ゾルテックが主力とするのはラージトウと呼ばれる低価格品。より汎用性が高く、需要が拡大している風力発電関連向けに採用されているほか、自動車にも用途が広がることが期待されている。

ゾルテックは米ミズーリ州セントルイスに本拠を置く1975年設立の炭素繊維メーカー。2012年9月期の売上高は1億8633万ドルだった。

東レはゾルテックの全株式を1株あたり16.75ドルで取得する。買収に当たってのファイナンシャルアドバイザーは非公表。

*情報を追加して再送します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130927-00000045-reut-bus_all
引用終わり

高級品だけでもだめだということなんでしょうね。いや、だめというより、より市場や顧客の要望に応えるためということでしょうか。カーボン市場では3割を締めるという東レでも、さらに突き進みますか……。

我々はカーボンファイバーというとどうしても長い繊維のものを想像してしまいます。しかしこれからのクルマへの転用や諸々の金属の置換へは、短い繊維で短時間で製作できるようにしていきたいのがカーボンメーカーの本音らしいです。機能は多少オミットされても、生産性を取りたいのだとか。あとこっちのほうが、リサイクルカーボンを使えるという面もあります。

さて、カーボンの未来はどっちなんでしょうかね?



トマック、グラベルバイク登場!

2013-09-25 00:13:00 | 自転車
いや、良い。これは良い。実に良い。











http://www.pinkbike.com/news/Seen-and-Heard-at-Interbike-2013.html

一瞬、フルチタンに見えますが、トップチューブが接着カーボンとのこと。

いやいやいやいや、最高にかっこええ!

トマック世代としては、超ドストライクバイクですよ! MTBなのにドロップバーで走っていたあの姿を覚えていますから。さらにラレーUSAのチタン×カーボンのシグネチャーモデルのエッセンスも入っているじゃないですか! 

2014シマノの新型アルテグラDi2の油圧ディスクモデルを全面的に採用しているのですが、これはひょっとするとジョンがずっと待ち望んでいたコンポだったのではないでしょうか? あの時代の試行錯誤をしていた部分をこれでもかというくらいに洗練させた感じです。

トマックは活動を停止していました。新たにトマックブランドのオーナーになったジョエル・スミスが手放してしまったのです。確かに2011頃からは荒い作りのバイクが多かったですし、ホームページの更新も滞りがちでした。まあ、それらもなかなかお手頃で個人的にはおすすめだったのですが。ともあれ、どこに行くのか、それともこれで終わりなのかと心配していたら、プラネットXの傘下に治まったようです。同社は確かタイタスも手に入れていたはず。日本にいるとあまり実感はわきませんが、かなりの資本力があるのでしょう。

何はともあれ、復活の第一弾としては申し分ないと思います。さて、ここからどうするのか? トマックは経営者としての才能はライダーとしてよりはすくなさそうですから、プラネットXがうまく導いて上げて欲しいなあと思います。