BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2010 トマック

2010-05-31 17:50:00 | 自転車













http://www.singletrackworld.com/2010/05/tomac-bikes-2010/

ノスタルジーに浸りつつも、最新ラインナップも見てみましょう。

良いバイクなんですけどねえ……。

ぜんぜん売れてませんねえ(涙)。

サスペンションデザイナーは名作、サンタクルーズ・ブラーを作った人間ですから、間違いないんですよね。もっとジョニーにのびのびと開発させたらいいのでしょうか?

あと、方々で見るデモバイクは(本人が乗っているのもふくめて)、サスペンションがフォックスなんですよね。

個人的にはジョン・トマックといえば、マニトウ! と行きたい所なんですよ。でもなあ、今のマニトウでは辛いんでしょうね。供給するのも、性能的にも。

2011 マグラのトレイルへのアンサー

2010-05-31 13:21:00 | 自転車


マグラは高級品で、レース機材……。

そんなイメージもあるかも知れません。

ですが本国ではツーリング車やタンデム車にもよく使われ、油圧制動の先駆けとして広く使われています。良く効くブレーキというのは用途、技量を問わず万人に有意義な部品です。

2011年モデルは他メーカーに後れを取ることなく、オールマウンテン系のトレイルライドモデルを充実させています。その代表格がこのソアーとマルタFRでしょう。







マグラの中身は結構珍しいですね。

コンプレッション側のダンパーで、シム構造です。

140ミリストローク、エアスプリング、20ミリスルーアクスル(マクスルライト)、FCRトラベル調整機構140→100ミリ、32ミリインナーチューブ、DADマグネシウムアウターレッグ、重量1770グラム。

というスペックです。そして2011年お約束のテーパーコラム仕様も勿論あります。

マグラのフロントフォークというとダンピングが良く効いた設計を想像する人も多いと思いますが、ここ数年傾向が変わり、かなり能動的に動くようになっているようです。アルバートプラスにより、落ち着いた挙動にすることも可能です。

このトラベルにしてはかなりの軽さです。あえて32ミリインナーチューブにしたのが効いているのかもしれません。

シマノ曰く、アウターレッグのブレーズは余り剛性には関係ないとのことですが、マグラの前後に設定したダブル・アーチ・デザインは間違いなく高いねじれ剛性を実現します。

ドイツ車以外、なかなかメーカースペックインもありませんが、良品ですよ。








そしてマルタFR

派手派手しくなくて、どのバイクにも似合いそうです。

軽さを狙うならマルタマグネシウムですが、私のような人間ならここらへんこそが美味しいグレードです。価格良し、性能良し、ルックス良し!

基本アルミなので結構心おきなく使えます。これより下ならデオーレで十分な気がします。SLXもいいですね。勿論ルイースでもいいんですが(笑)。

個人的な考えとしてはブレーキの制動力をもっと上げて、ローターを小さくしたいです。直径100ミリくらいかな? そして障害物とのヒットのリスクをより下げたいです。更に小さくして、シマノが油圧ディスクテスト時にしていたダブルローターでも有効だと思います。

http://www.pinkbike.com/news/Magura-thor-2011-first-ride.html

マグラ、テストラボ

2010-05-31 13:12:00 | 自転車
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まあ、ジョークですけど(笑)。

……、ゲルマンジョーク?

でもどんな試験をしているのか、垣間見ることができます。

2011 イエティ・303DH

2010-05-30 23:17:00 | 自転車

http://triridedotcom.wordpress.com/2010/05/29/yeti-303-dh-2011/
いやあ、心そそられるカラーリングですねえ!

ターコイズ&イエロー。最近の黒やターコイズ&ホワイトも好きですが、イエティはこうでなければ!

ああ、イエティに乗りたい……(笑)。

この2011型303はピボットが一つなのにバーチャルピボットという、世にも希なサスペンションシステムを持っています。その秘密はメインピボットを固定してあるスライドレールにあります。初代はとんでもないパーツ量で、お世辞にも洗練されたとは言えない、メンテナンスにも手間が掛かりすぎるシステムでしたが、ここにいたりやっと実践的な形になってきました。

グラフにも出ていますが、比率が変わっていくレバー特性であり、3対1から2.5対1ほどに変化していきます。変化特性は非常に素直で、深く動けば動くほどローレシオになっていく設計です。

ちょっと他の形式と比べてみましょう。dwリンクなどはかなり個性的です。


http://www.dw-link.com/reasons.html#

リンクが死んでいるようで、こんな荒いのしかありませんでした(汗)。ですがこの線は分かってもらえるかと。最初は比率が落ちていくのですが、中盤で変わらなくなり、後半では比率が上がっていきます。この特性だけで全てを言い表すことは出来ませんが、要するに後半粘るセッティングというやつです。もちろんdwリンクすべてではありません。会社、車種ごとに異なった特性を与えられています。これは一つの例です。

でも面白いですよね。

そしてエンドの軌跡。

ほとんど垂直に立ち上がります。これもレールスライド式ピボットのもたらした物です。多くのマルチリンク式サスペンションは軌跡のコントロールと、リヤショックへの入力変化を同時に行っています(別個にすることもできます。例としてはフィッシャーのRS-1とスペシャのデモです)。303もこれに倣います。

フレームワークは奇抜ではありませんが、ダイヤモンド式で十二分に信頼に足ります。


願望としては、フロントフォークのアウターレッグもターコイズに塗りたい……。

塗りたいのですよ!!

それ以外は満点ではないでしょうか(笑)。

29erも用意してくる2011年イエティ。かなり良さそうです。

2011 ラビリンス・ミノタウルDH

2010-05-30 23:15:00 | 自転車

http://triridedotcom.wordpress.com/2010/05/29/labyrinth-minotaur-dh-arriva-nel-2011/

ラビリンス・
ミノタウルDH

トラベル 203ミリ
重量 3550グラム

というDHバイクとしては軽量なフレームです。トップチューブも585ミリという長さは最近の漕ぎ重視の傾向です。ヘッドアングルもかなり寝ています。これも安定志向の傾向です。

アダプト・リンク・システムというのがこのリヤサスペンションシステムの名称です。基本はシングルピボットですね。凝っているのはユニットへの入力です。非常に複雑なリンクです。見る限りだと横置きユニットに3つのリンクを介しています。2つは結構あるんですが、3つはかなり珍しいです。うーん、面白い。どのような特性を持つのか? 興味深いですねえ。

ただ! 泥丸かぶりです(苦笑)。

これは……ウエットコンディションは厳しいです。なんとかカバーを付けたいところです。

このミノタウルはラビリンス初のDHバイクになります。他のオールマウンテンクラスとは形式が異なります。日本未入荷ですが、興味深いバイクです。

http://www.labyrinthbikes.com/