BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

グレッグ・ヘルボルトのトークに耳を傾ける

2010-05-25 21:45:00 | 自転車
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Rock Shox Ride Camp- Herbolds House from Taylor Sage on Vimeo.



やっぱり彼はサイコーに格好いいわけで。
正式な読み方はグレッグ・ハーボールドという表記に近いらしいのですが、私はヘルボルトですり込まれてしまっているわけで。

修正は効きません(苦笑)。

本人はHB(エイチビー)と呼んでくれるのを好むようです。

彼は偉大なチャンピオンでありながら、優れた開発者でもありました。

フロントサスペンション、リヤサスペンション、テンションディスク、バーエンド、グリップシフト、SPD、ラピッドファイアなどなど……。今では完全に標準装備になった数々の製品を実戦に投入してきました。

そして駆っていたのはジャパニーズブランド・ミヤタだったのです。

本当に憧れていました。溶接の方が良いとは思いつつ、ミヤタのAPA接着法のMTBフレームはそういう方式云々を越えた存在感がありましたねえ。動画の中にちょこっとちょこっと出てきます。今見てもやはりイカしています(笑)。フォーズとのコラボモデルも現代に通じるバイクだったと思います。

ミヤタはずっと彼をサポートしつつけるべきだったと心の底から思います。そうすれば今でもミヤタは世界トップクラスのバイクを作っていたでしょう。本質を掴んでいる人の存在がいかに大きいか、感じずにはいられません。

同時代のジョン・トマックが天才的なバイクアスリートであるなら、グレッグはトレイルから現れた生粋のMTB乗りといった感じでしょうか。

いくつかの会社のアドバイザーを経て、いまではスラムの開発の中心人物になっていますね。スラムのMTBコンポがレースでシマノを抜くシェアを確保したのは、彼があったればこそでしょう。

日本はもっと人間を大事にするべきです。ヤナギ、塚本、大竹、山口、三浦など彼らの中にあるキャリア、アイディアは在野させるのはもったいないです(もちろんオリジナルバイクを作ったりしているのは知っています)。もっと大手が彼らの経験などを普通のライダー達に還元できるように、今からでも遅くないのでするべきなのです。

新家が復活させたフルクロモリ、フルリジッドのマディフォックスは、血迷ったとしか思えないスペックと価格設定で全く売れなかったようです(ヒトケタという噂です)。当たり前ですね。多分机上の理論だけで作ったんでしょう。誰か一人でもMTBで遊んでいれば、こんなことには成らなかったはずです。

リムも完組ホイールも同じです(厳密に言えば違う会社なんですけど)。世界のスタンダードであったマヴィック以上の高精度溶接リムを持ちながら、トータルで考える人間がいなかった故に、負けてしまったのです。今でもアメリカ・コール社へ供給はしているようですが、それ以上ではありません。カーボンリムもチタンリムも開発したパイオニアだったのですよ。

愚痴ってしまいました(苦笑)。

グレッグと一緒にトレイルライドをしたり、ライディング教室なんて開催してくれたら、とてもいいと思うのですが。



2011 ピヴォット・フェニックスDH 完成版

2010-05-25 17:55:00 | 自転車


もうこれはすっかりプロダクトモデルですね。

ピヴォット・
フェニックスDH


まだまだ新興メーカーと言っていいピヴォット初のDHバイクになります。とはいってもオーナーはタイタスを興した人間ですから、ちょっと反則な初ですけどね(笑)。





http://www.declinemagazine.com/content.php?itemid=4943




http://www.sicklines.com/2010/05/24/2011-pivot-cycles-phoenix-dh-bike/#more-8617













http://www.bikerumor.com/2010/05/17/revealed-pivot-cycles-all-new-phoenix-downhill-mountain-bike/#more-17899









http://www.dirtragmag.com/blogarific/new-pivot-phoenix-dh-race-bike/

スペック
素材 アルミ
トラベル 207ミリ(8.15インチ)
リヤショック フォックス・RC4
リヤエンド OLD150ミリ×12ミリスルーアクスル
BBシェル 83ミリ ISCG
エンデューロベアリング使用
ヘッドアングル 64度



しかしまあ、えらいこと時間が掛かりました(私が)。

2011年に注目されるべきDHバイクですね。本当に来年はMTB超ド級大豊作ですなあ……。日本はこれに完全に取り残されると(涙)。

フェニックスは今時珍しい削り出し満載です。ピボットは他のモデルもかなりの出来で、かつ、保証期間も長い(本国では3年間)というカスタムメーカーではユニークな存在です。

言わずもがなdwリンクを採用しています。そして縦置きリヤユニット……、方々で言われていますが、かつての名車アイアンホースとそっくりです(苦笑)。

あのバイクは世界を制しましたしねー。しょうがないですか。というかジャイアント・グローリーもそうなんですが、このレイアウトは一つの回答なんでしょうね。剛性、トラベル空間の確保、スタンドオーバーハイトの確保、マスの中心化等、様々なメリットがあります。

作り込みは全く違います。良くできていますよ。

動く部分を削り出しで作り精度を確保するというのも、古典的ではありますが有効な手段です。エンド部の作りなんて見事の一言です。

走りも十二分に期待できそうです。

コルナゴ・EPSの作り方

2010-05-25 16:00:00 | 自転車


C59が出てきても、このバイクの魅力は色あせないでしょう。

コルナゴ・EPS

先代モデルエクストリームのスーパーバージョンとして誕生し、選手のみならず一般ライダーをも虜にする現代バイク屈指の名車です。同時期に登場したヒルクライムモデル・エクストリームCとは明暗が分かれた形になりましたね。まあ、コルナゴの代名詞とも言える剛性と安定性の血脈は確実にEPSの方に流れているので、仕方ないともいえますが。



こうやって作られています。とても高価なプラモデルみたいですね(苦笑)。自転車といえばやはり炎を制御して作り上げるというのが、少し前までの常識でしたから。もちろん接続の接着剤は熱で硬化させていますけど。

チューブを見ると中にリブが設けられているのがよくわかります。そして表面こそ平らですが、これはコルナゴお得意のジルコデザインの発展系なのだということも理解できますね。素材が変われど同社の考えは愚直なまでに貫かれているのです。




そしてコテコテのイタリアングラフィック(笑)。それでも一向に嫌みにならないのがコルナゴマジックです。

いつかちゃんとメイドインイタリーのコルナゴを手にしてみたいものです。チューブはどこで作っているかって? まあ、野暮なことは言わないで(笑)。


メット社を覗いてみる。

2010-05-25 11:10:00 | 自転車
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Met Helmets - Factory video tour from Tri-Ridedotcom on Vimeo.



キレイな会社ですねー。周囲環境も良さそうです。

ヘルメットの行程が見られる興味深い映像も見られます。

……案内してくれる人を見ると「ここはどこの山小屋だ?」と思ってしまいますけど(苦笑)。

あ、私は全世界ヘルメット普及委員会の手先です(あるんかなあ?)。

皆さん、出来ることなら気軽に出掛ける街乗りでもヘルメットを被りましょう。メーカーも、もう少し街中でも違和感なくかぶれるモデルを出してくれればいいのですが……。レース用だけが正義ではありませんから。

スラム社を覗いてみる。

2010-05-25 05:58:00 | 自転車
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Sram Munich Office video tour from Tri-Ridedotcom on Vimeo.



こんなところで開発しているようです。