2010 シマノ 諸々

WH-MT65とWH-MT15です。やっとシマノからも有る程度タフネスにつかえるホイールが出てきましたね。XTでも20mmスルーアクスルバージョンが出ていましたが、あまりにもXCの流れを汲みすぎていました。

SLXで本気になったのか？　初代セイントの対応ホイールを出さなくて、定着しなかったことから勉強したのか？　理由はわかりませんが、いい傾向です。




これはもっと上級グレードでも出ていいハブです。特に6穴は。センターロックはかなり普及してきたとはいえ、6穴の方がまだ普及しています。廉価～中級ホイールを組むときにシマノのハブは必須です。慣れているショップほどこの価値が分かるでしょう。



SLXグレードでも15mmスルーは出ます。これは大切です。XCだけでなく、遊べるトレイルバイクのためのラインナップでしょう。



でシマノとしては随分久しぶりの6穴ローターです。シマノローターは単品ではあまり高性能では有りませんでしたが、これはどうでしょう？　軽さ的にはアルミスパイダーを使っていることからもかなり期待できますが。

2010 シマノ・BR-M575新色

シマノはあまりカラーを多用しないメーカーでした。コンポーネントはあくまで縁の下の力持ちと言った考えだったんですかね？

基本的にはシルバー、ブラック。変わり種としてXTR系の色といった感じです。（もちろんちょういちょいと例外はあります）

しかし昨年発表した夢屋辺りから変わってきました。誰かが明確に仕掛けていますね。ここまで明確な主張をした製品は初めてかも知れません。

M575はさりげなく09の注目ブレーキでした。初めてのフリップフロップデザインもさることながら、スマートに出来ていたからです。

この写真のモデルはただ単に色を変えただけですが、非常にいい感じです。

メーカがチョイスする際にも全体の雰囲気のまとめ役として注目されるのではないでしょうか？