バイクボランティア Bi-Vo

大規模災害時にバイクとIT機器を用いて活動する団体です。

宮城県石巻市

2011-05-06 21:43:00 | ボランティア活動
Bi-Vo@東京さんの報告です。

【活動概要】
■活動期間 ・・・ 4/29~5/2
■訪問地 ・・・ 宮城県石巻市
■活動内容 ・・・ 被災した家屋内の泥だし・清掃及び、津波によって漂着した、田畑の藁やごみなどの撤去
■今回所属した団体 NGO JEN ( http://jenhp.cocolog-nifty.com/emergency/
【活動詳細及び現地の状況】
私は、今回2度目のボランティア参加でした。
(前回は、4/8~4/10で同じ、宮城県石巻市に行っておりました。)
■前回の活動内容
・救援物資倉庫内仕分け
・支援活動に必要な物資の荷下ろし、仕分け
・支援活動に必要な一輪車の組み立て
・町にあふれる泥の撤去
■今回の活動内容
・被災した家屋内の泥だし・清掃
・津波によって漂着した、田畑の藁やごみなどの撤去
※今回は、個人宅にお邪魔しての活動となり、メンタル面に細心の注意を払いながらの活動となりました。
また、各日10~20人での活動でした。
◆前回と今回の現地の違いなどについて
・前回は水道、電気といった、インフラが全て×でしたが、今回は、多くのご家庭で水道、電気が回復し、
未整備のところも、徐々に回復する模様。
・バイクボランティアのニーズについては、前回も、今回も必要とされておらず、マンパワーが必要。
・前回は、一部のコンビニが時間限定で開いていたが、24時間営業になっているところが増えてきた。
・スーパーなども再開し出したとことが多く、買い出しには困らない。
・「現地では水が不足」という状態から、スーパーやコンビニでも、2Lのペットボトルが並んでいる状況になった。
・水道の回復により、銭湯も開いているところが少し増えた。
・活動内容は、町の泥だしから、個人宅の家屋内の泥だし・清掃や、田畑のゴミの片付けが主な内容になってきている。
・今回は、GWということもあり、比較的多くのボランティアのみなさんが被災地に訪れているが、GWが終わってからのボランティアが不足している模様。
・以前と比較すれば、自治体の動きも多少的確になってきている様子。
・個人宅で避難生活を送られている方々への情報伝達がうまくいっていない様子。
例えば、支援物資の配給の情報や、炊き出しの情報、ボランティアの力が必要な場合にどのように、申請・申し込みをすれば良いのかなど、
知らない方が多い。
GWだから人手が多かったものの、GWが開ければ、とたんに人手は極端に不足する状況が目に見えています。
また、数ヶ月単位で何とかなるものではないので、引き続き、都合のつくかぎり支援を行って行きたいと思っております。
また、活動をされる際、やはり「釘」には十分注意を払われた方が良いと思います。
先日、釘を踏まれ、けが人が出たとのことです。
作業時には、靴の底に必ず、鉄板を入れるなどし、身を守ってください。
また、先日強風で看板が飛んできて、手にぶつかりました。
厚手のゴム手袋が守ってくれましたが、厚手のものをしていなかったら・・・と思うと、とても恐ろしいです。
みなさま、作業時の服装には本当に注意を払ってください。
暑いからといって、むやみに軽装にならないことをおすすめします。