ＪＣウィーク到来。しかしそれを書き消す虚脱感。

ダービーウィークと並ぶ、いわばお祭りの１週間。
しかし、それに頭が向かないような虚脱感。
この約２年プラスアルファの間、打ち続けた本命。
鞍上同様、少なくとも国内では現役最強の、ワールドクラスと信じていた。
が、それゆえの過信。一抹の不安は見事なまでに悲しい現実と化した。
鞍上は伸びていないと思ったようだが、それは違う。
いつものようには周りが止まらなかったのが現実だ。
ハイペースで上がりもまとめられると、どうにもならない追い込み一辺倒。
土曜の段階で友人にはこぼしていたが、
少なくとも単勝２倍を切るというのは贔屓目込みの俺にさえ異常に見えた。

香港辞退もその意図をどう取るべきか正直考えたし、嫌な予感はなくはなかった。

しかし、いざ現実になるとキツい。認めたくはない。

菊花賞の時、４コーナーで、『これはまさか…？』と思った。
しかし今回は、『これは無理だ…』と思った。
来年はもう７歳。ＳＳ×ノーザンテーストの初のＧ１ホース。
あの２文字が見えて来る。
いずれはたどる道、しかしもう１度完勝劇が見たい。
果たして願いは叶うのだろうか。


デュランダル、マイルＣＳ８着に沈む。