天の理

全ての事柄は天の理に基づく
理に違えば歪が生まれる
歪みを正せば世は丸く治る
歪みを正す道理こそ天の理である

タックルを意識してベンチプレスを!(U20 JPNvsNZU)

2023-05-27 | ラグビー

いや、素晴らしい!JPN勝った!

なんと言われようともニュージーランドに勝ったのはすごい!

日本が二ユージーランドに普通に勝つ時代が来るなんて!

生きてて良かった〜(泣

・・・

と、手放しで喜ぶのはここまで

 

今、ラグビーのルールは日本人に有利になりつつある

「ヘッドコンタクトが危険なプレー」になったからだ

 

ジャパンの長所は

「小さい上に足が短い」

だから、

「タックルに行く時は、足元に絡みつきやすく」

「アタックの時は、重心が低く大きな頭が相手のショルダーもしくは頭と当たりやすい」

 

昭和と違い、100キロ以上の選手がぶつかり合うので、衝撃は計り知れない

体が大きくなった分俊敏性は落ちているのが残念ではあるが

 

俊敏性=瞬発力

これはどうやって鍛えれば良いのだろうか?

筋力発揮のメカニズムを考える必要がある

 

筋肉は縮むことしかできない

骨格筋の端部は必ず「骨」についている

その端部付近に運動神経があり、

脳から運動神経を通じて「縮め!」という信号を飛ばす

この信号を素早く大量に発信できれば筋力発揮も強烈になる

究極の例が空手の「自然石割」や「ビール瓶切り」などだ

・・・

また脱線していく(汗

 

今日の試合を見ていて、タックルに「飛び込む」選手が散見された

「魚雷タックル」はピンポイントで当たり、その衝撃で倒すタックル

これは、タックル側が大きな力を持っていない限り成功しない

タックルの衝撃を与える「作用点」はピンポイントでちょっとずれたらもう威力はなくなる

 

相手はどうしたら倒れるのか?

簡単だ

「2本の足を交互に動かせなくすれば良い」

 

だから、両手を相手の足に巻きつけバインドする

バインドをしっかりするためには

「肩」「首」「胸」で相手にしっかりと「密着する」ことが大事

 

この際に必ず拒否反応を起こすのが「脳」の防衛本能

「危ない」「怖い」「逃げろ」という信号が送られる

で、結果として

「目をつぶり」

「首をすくめる」ので

「キャリアーの体に密着できない」

 

だから、目を閉じるな!

と言われても閉じてしまう

「〇〇するな!」

というマイナス指導ではなく

タックルに入る瞬間に「目を開け!」

ってしたら、当たる瞬間に相手をしっかり見てヘッドオンも減ると思うのだが・・・

 

おっと〜?

本題に行けるのか?(大汗

 

目を開き、

しっかりと相手に密着できたら

「両手でバインドして」

「相手の両足を固定して」

「足を交互に運べなくして」

「立ったまま両足を動かし続け」

「相手が倒れるまで動きについていく」

で、タックル成立

まだ本題には入れません(大汗

 

この両手でバインドする動作こそ

「ベンチプレスで上げる」動作である

 

タックルに入る時は

「しっかりと胸を張り(肩甲骨を縮め」

当たった瞬間に

「一気に両足をバインドする」

このバインドするためには

「大胸筋を一気に縮める」ことが必要になる

 

ベンチプレスをやる際にタックルを意識して

バーベル、もしくはダンベルを下ろすときは

「肩甲骨を縮めて胸を張る」を意識して

バーが胸につく瞬間に

「一気に切り返す」

そしてタックルのバインドを意識して

「切り返した瞬間に止めて筋肉を締める」

これをやると胸筋と広背筋同時に力が入り

「筋肉が一気に縮み膨らむ」

両方の筋肉に力が入った状態でゆっくりあげると筋収縮状態を維持できる

 

筋トレは単に筋肉増強だけを意識したら勿体無い

筋トレをするときは

「この筋肉はラグビーのどの動作の時に使えるか?」

を考えることが大事

 

そう、

「練習のための練習」などいくらやっても時間の無駄

「この練習は試合のどの場面に使えるか?」を考える

スキルアップトレーニングの時も

「このスキルをアップするためにはどの筋肉が必要か?」を考える

 

現役としてラグビーをできるのは

「人生の中におけるほんの一瞬」・・・

と、分かった時はお爺さん(泣)という悲しい現実(大笑い

コメント
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