(仮)しだらない話

戯れ言日記

イオン高崎に行ってみた

2006-11-11 | 日記
旧群馬町、現高崎市のイオン高崎に行って来ました。
田んぼの海原に浮かび上がる巨大戦艦って感じでしょうか。とにかくバカでかい!
店内は明るい照明、高い天井、ずらっと並ぶブランドショップなど、確かに人を誘引する要素が溢れていましたが、何というか、こう薄っぺらさを禁じ得ません。

この手のショッピングモールに付き物の話として、中心市街地の衰退に拍車を掛けているという批判がありまして、かつてイオンの岡田さんはそれに対して、「私たちのモールが新たな中心市街地なんだ」と言ったとか。(伝聞なので違っていたらごめんなさい)
まぁ、確かにモール内の専門店街はストリートらしさを醸し出そうとしているのは分かります。でも、やはり「街(まち)」には明るさや賑やかさだけじゃなくて、雑然とした雰囲気や、インモラルな部分なんてものも重要な要素として必要だと思います。そういったものがやはりショッピングモールには当然の事ながら無いわけで。

で、疑問としては、そもそも人は中心市街地を求めているのか、であります。
商業面だけではなく、地域の核、歴史・文化の核として、やはりどこかに中心点が無ければ、地域がバラバラになって、まとまりを失うのではないかと危惧するのです。
だれだっていつか故郷を離れたときに、思い出に街の風景が無いとなれば、ちょっと味気ないものでしょう。
ただぶらぶら歩きたくなる、そんな街でもいいから、復活してくれればと願ってやみません。