雨の夜に
時計の針が
コチコチときこえる
振り子が左右にふれている
明日
いつものように過ごすだろう
だけど
2階の明かりは
消えたまま
携帯が鳴らない
明日
ろうそくに火をともし
お線香を手向けるだろう
こころ傷む
日々が
かさぶたで覆われ
見送るという
痛みは
いまだ
終わることなく
しくしくと
今夜の雨が
地面に
しみこんで
地中深く
深く
底まで
時計の針が
コチコチときこえる
振り子が左右にふれている
明日
いつものように過ごすだろう
だけど
2階の明かりは
消えたまま
携帯が鳴らない
明日
ろうそくに火をともし
お線香を手向けるだろう
こころ傷む
日々が
かさぶたで覆われ
見送るという
痛みは
いまだ
終わることなく
しくしくと
今夜の雨が
地面に
しみこんで
地中深く
深く
底まで