ひとり言 ひとつふたつ詩集

沖縄から詩をつぶやきます。

生もの

2018-06-23 00:02:27 | 日記
                      生もの



                 生ものを差し出されて
                 生臭いったらありゃしない
                 むき出しの
                 ある意味正直な生のままで



                 触れ合うのも
                 休み休みの
                 腹八分が
                 健康によろしかろう




                 かける言葉が
                 行き違いで
                 とげにもなるなんて
                 知ってはいたけどさ



                 難しい


                 
                 わたしゃー疲れちまった
                 あまりに疲れちまうと
                 肩の辺りにほこりが落ちて
                 汚れちまうのかもしれないな
     

          
                 汚れちまったのがわからなくて
                 ほっといたら
                 歯槽膿漏で
                 全身に毒素が
                 めぐりめぐって
                 


                 汚れちまった悲しみが
                 体から
                 噴きだして
                 ひとくせー
                 あせくせー


                 それこそ生ぐせー
                 自分をどうしていいかわからずに
                 おひとさまに
                 やさしくなんて
                 できねーさ



                 あー腐ってきましたね
                 いや
                 あっしのはかわいいもんで
                 マイク向けられたあいつらなんて
                 いやらしい生笑いの
                 いかにも
                 もう
                 民草どもめと
                 せせらわらっているのが
                 みてとれるから


                 生臭さのきわみだ
                 あたり一面
                 くさい
                 

                 ばい菌の腐敗臭
                 あっ
                 あっしも
                 生ものそのままだしちまったね
                 かんべんしておくんなせー
                            

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。