姉の友人が昨年階段から落ちて大腿骨骨折となり、リハビリのために入院しています。８０歳の半ばを過ぎていますので、もう歩けないのではないかと、姉は言いますが、本人は暖かくなったら今まで通りに教会の奉仕をするのだと言っているそうです。
私は、姉に言いました。＜はーるよこい＞の歌にあるから、赤い鼻緒の草履を用意してあげたら…。その人の名は美代子さんなのです。もっと暖かくなれば身軽になって、動けるだろうと、私も願っているのです。
私もここ十日ばかり、腰を痛めてしょんぼりしています。持病で体のあちこちは傷むけれど、痛いのは生きている証拠と思って、何とかやり過ごしてきましたが、肝心要とはよく言ったものです。「要」の腰が痛いと全身の力まで抜けてしまい、やる気もなくなります。特に原因はないのですが、少し体力以上に動き過ぎた結果かもしれません。
念のために病院で診てもらいましたが、特に重大な原因が起きていたわけではありませんでした。私にも紅い鼻緒の草履が必要みたいです。