今日もArt & Science

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東山花灯路

2016-04-08 16:30:56 | まち歩き

八坂の塔とも呼ばれている法観寺の五重塔である。近くの中華料理屋の主人が私財を提供してライトアップしたのが始まりで、今では3月の伝統行事になっている。当寺は聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げにより建立したといわれている。この法観寺は592年、奈良の法隆寺などを建てた聖徳太子が五重塔を建てたのが始まりと言われている。平安京ができる200年以上前というとその古さがうかがえる。このことからこの法観寺の五重塔は京都最古の塔とも言われています。そのあと広大な敷地にお寺が広がっていたそうですが、衰退や焼失の後、現在は再建された五重塔の周りに建物が少しだけ残るだけとなっている。京都のシンボルとも言われる八坂の塔は高さ46m。五重塔では京都東寺・奈良興福寺の五重塔に次ぐ高さで、現在のものは室町時代の1440年、足利六代将軍義政により再建されたもので国の重要文化財に指定されている。
前にある石畳の坂道と一緒に映る写真は京都の代名詞になっている。ライトアップの姿は殊の外幻想的である。