今日もArt & Science

写真付きで日記や趣味を勝手気ままに書くつもり!
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これ、河原慶賀作3D植物画!

2014-10-28 12:30:29 | アート・文化

最近、3Dゲームに端を発して、3D描画法が次々発表されている.遡れば、江戸時代末期、シーボルトのお抱え絵師「河原慶賀」に行きつく。リアリズムを極限まで開拓して、光点をも克明に描画すれば視覚の錯覚で3次元物質に見える。例に示したビワの図もその一つで単にアートの域を超えている!慶賀の願いはシーボルトを通して日本の植物(動物)のありのままを世界に示したいという願望が、ひしひしと絵を通じて伝わってくる。シーボルトお抱え絵師「川原慶賀」再考

川原 慶賀は江戸時代後期の長崎の画家で、出島出入絵師として風俗画、肖像画に加え生物の詳細な写生図を描いた。諱(字とも)は種美、通称は登与助(とよすけ)。慶賀は号である。別号に聴月楼...
 

図2は3DクリエータのMarcello Barenghi氏による蜂の図で陰影法、遠近法、ぼかし法、光点を巧みに織りなして3次元描画法に成功している。これは正に慶賀の技法ではないか!3Dアニメ、3Dゲームが慶賀の技法と繋がった!http://www.youtube.com/watch?v=N9_6BtwM8OQ


「飛び出す鉛筆画」の超絶技巧 動画で配信、世界が驚く

2014-10-28 09:53:59 | ラジカル

「飛び出す鉛筆画」の超絶技巧 動画で配信、世界が驚く

朝日新聞デジタル
14 時間前
 
 
動画投稿サイトの再生回数が110万回を超えた「スケッチブック上の住人」=和歌山県海南市© 朝日新聞 動画投稿サイトの再生回数が110万回を超えた「スケッチブック上の住人」=和歌山県海南市

 平面なのに絵が飛び出す――。和歌山県の23歳の青年による鉛筆画の作品が、世界を驚かせている。立体作品かと思いきや、全て平面のスケッチブックに手描きしたもの。動画サイトに投稿すると、海外からも「amazing(驚きだ)!」などというコメントが次々と寄せられ、再生回数は500万回を超えた。

 L字形にページを開き、スケッチブックを壁に立てかける。そこに鉛筆で描かれた絵を特定の角度から眺めると、急に手前に飛び出して見える。目の錯覚を利用した「3Dアート」だ。

 作者は和歌山県海南市の3Dアーティスト、永井秀幸さんで、自室の机でこつこつと作業をしている。F~8Bの様々な鉛筆で陰影をつけ、一つの作品に長くて1週間ほど。これまでに70点ほど描いた。