八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

キツネベラ幼魚

2009年05月18日 | 八丈の魚
スズキ目/ベラ科(八丈島・底土・3cm・15m)
小笠原諸島、和歌山県以南、インド・太平洋に分布。水深30m前後の岩礁・サンゴ礁域にすむ。尾柄部の大きな黒斑が特徴だが、老成すると不明瞭になる。幼魚ではこの黒斑は幅広い横帯となっている。成魚になると、まるで別の魚のようになる。魚も子供の頃のほうがかわいい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ハコフグ幼魚

2009年05月18日 | 八丈の魚
フグ目/ハコフグ科(八丈島・底土・1cm・15m)
岩手県~九州南部、台湾に分布。琉球列島からの記録はない。岩の隙間などに隠れていることが多い。この黄色地に黒の水玉といえば、ミナミハコフグをイメージするが幼魚期は両者よく似ている。八丈島ではハコフグの方が絶対数が多いので、この柄の幼魚はハコフグの可能性が高いという。どっちにしてもダイバーのアイドルであるのは間違いない。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

イチモンジハゼ

2009年05月18日 | 八丈の魚
スズキ目/ハゼ科(八丈島・底土・3cm・15m)
房総半島~四国に分布する。岩礁域の岩の割れ目や穴の中に生息する。温帯性の種で本属の中で最も北方に分布する。背鰭前方と体側に赤褐色の縦帯がある。普通は腹を壁面に向けて浮いているが、危険を感じると壁にくっ付く。八丈島では普通に見られる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考。