充実した生き方がしたかったら、困難にぶつかることを恐れていてはいけません。
本能的な衝動にまかせた生活や親や財産に頼った生き方もやめなければなりません。
そんなところから飛び出して、自分で荒れ野を開拓する仕事に当たりなさい。
神様以上に人間を頼ったりすることのない、自分に厳しい生き方を始めることです。
自分の弱さを素直に認め、全能の神の力により頼みなさい。
そして快楽とぜいたくを切り捨てていけば、あなたの心身は、
生き生きとよみがえり、心は軽くなって、生きるとは何であるかが分かります。
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ローマ人への手紙
5:3 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。
それは、患難が忍耐を生み出し、
5:4 忍耐が練られた品性を生み出し、
練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
ガラテヤ人への手紙
5:19 肉の行いは明白であって、次のようなものです。
不品行、汚れ、好色、
5:20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、
5:21 ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。前にもあらかじめ言ったように、
私は今もあなたがたにあらかじめ言っておきます。こんなことをしている者たちが神の国を相続することはありません。
5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
ヤコブの手紙
4:9 あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。
あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。
4:10 主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、
主があなたがたを高くしてくださいます。
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【解説】
私は貧しい分家の農家に生まれて良かったと感謝しています。
本家は大きな材木商で、そこから分家した私の家は、
それはそれは貧しい五反百姓の農家でした。
そして私の父は志願兵として陸軍航空隊に行き、
その兄は徴兵され、台湾沖で戦死しましたので、戦争が終わって、
生き残って帰って来た父はパイロットの道を歩まず、
愛農会運動に参画して、愛農養鶏を実践する農家でした。
私は4人兄弟で妹3人いましたが、
養鶏農家としては損益ギリギリのうえに、さらに自宅を新築したため、
養鶏業と新築の費用の支払いが
遂に1000万円(50年前なので1億に相当する)を超えていました。
その取り立てに迫られ、私の人生は一変しましたが、
このような困難さに遭遇し、
まさに荒れ野を開拓する仕事に当たることになりました。
そして貧しい農家で育ったので、贅沢は決してできず、
保険代理店経営では、億単位の売り上げがあっても
決して溺れることはありませんでした。
それは43歳で献身してからも同じで、今年から年金生活のみになっても
貧しさを苦にする事はありません。
これから残りの人生をかけて豊かな御霊の実を結ばせていくのみです。