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安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

カインとアベル 29 カインにつけられたしるしとは 02

2023-11-18 04:00:00 | 世界の初めを知ろう 創世記
創世記
4:9 主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」

カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

 4:10 主は言われた。「何ということをしたのか。

お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。

 4:11 今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、

口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。

 4:12 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。

お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

 4:13 カインは主に言った。「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

 4:14 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、

わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、

わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

 4:15 主はカインに言われた。「いや、それゆえカインを殺す者は、

だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」

主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、

カインにしるしを付けられた。

 4:16 カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

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カインのしるしについては様々な解釈があります。


1・カインを保護するためだった

2・罰せられているが、一方では守られていることを意味する

3・神以外はカインを処罰できないということ


などなどです。

弟を殺してしまった殺人者カインでありましたが、

その命を狙うことは神の主権を侵害することになる

ということが正しいとある旧約聖書学者は解釈していますが、

そこまでカインを守る神の愛ということでしょう。

ゆえに上記3の解釈が正しいかもしれません。

カインとよく比較されるのが、

イエスを売った(つまり引き渡しために代価をもらった)ユダです。

このユダはどうだったのでしょうか。
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