一昨年、2020年8月1日から修道院の断食について「アビーファスティング」を
12月29日までカテゴリーは「ゴスペルエッセイ」で80回、連載してきました。
この連載の中から「ビールファスティング」と「チョコレートファスティング」を
日本で初めて藤樹の宿で実施することになりました。
その大きな機動力になったのですが、今回、イスラム教の「預言者の医学」をきっかけに
「聖書の預言者医術講座」をカテゴリーで新規に設け、勉強していたところ
「修道院の医術」(創元社)に出会い、この修道院医術はハーブを基本にした医術の構築であり、
今こそ日本には必要なことであると気が付き、
「修道院の医術」(創元社)をたたき台に修道院で
2000年間構築された修道院の医術を学んでいきたいと思います。
この連載の中で医術だけではなく、ハーブやビールなども登場してきます。
そして西欧の根幹である修道院から生まれた聖書の医術を現代に生かすものとなればさいわいです。
この本はドイツ・オーバーツェル(注01)にある
フランシスコ会女子修道院での体験記がベースになっています。
さて著者、ルーツィア・グラーンさんが案内された
フランシスコ会女子修道院に入ると修道院の台所には薬剤室ともなっており、
そこに多くの容器にはハーブから抽出され、その匂いが漂っていたのです。
そして外のハーブ園では看護師役の修道女たちがハーブ(薬草)を
丁寧に注意深く切り取っていました。
これまで修道士、修道女たちはこのような修道院の大きな役割
(つまり修道院の医術)を担っていたのです。
そこで医療活動していたのです。
ですから、ホスピタリティという言葉は、
ラテン語の「hospes」を語源にした言葉で、ホスピスは現在では、
末期がん患者にクオリティオブライフを提供する場所として、注目を集めています。
そもそもホスピスとは、そもそも歴史的には、巡礼の旅に出た人が、
病気や飢えで動けなくなった時に、現地の修道院で面倒を見たました。
ですから巡礼者を歓待する修道院や巡礼教会がホスピスの始まりです。
ホスピタリティ(hospitality・注02))は、このため、病院のhospitalという言葉の語源です。
修道院の医術はその医術よりも大事なことを第一としています。
それは神の愛を伝えることなのです。
昨日から始まった「聖書預言者の医術」とは表裏一体なのです。
近代医学(注03)までは中世時代は西欧では「修道院の医術」であり、
イスラム圏では「預言者の医学」だったのです。
(注01)オーバーツェル
ドイツ連邦共和国バイエルン州ウンターフランケン地方のヴュルツブルク郡の市場町であり、
ヴュルツブルクの北西約5kmのマイン川沿いに位置する。
(注・02)ホスピタリティ
心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。(日本国語大辞典)
現在、「ホスピタリティ」はサービス産業や医療分野において欠かせないエッセンスで、
そのため、ホスピタリティ強化におけるサービス向上は多くの企業とされ、
さまざまな研修やトレーニングが導入されています。
(注・03)近代医学
ルイ・パスツールの微生物と病気とを結びつけ、
ロベルト・コッホ(1905年にノーベル生理学・医学賞受賞)とともに微生物学を作り上げて、
結核菌(1882)・コレラ菌(1883)の発見となり、近代医学の基礎を築きました。
また医学上の治療における女性の参加(助産婦・家政婦は除いて)は
フローレンス・ナイチンゲールなどによりもたらされ、
それ以前男性が支配的だった医療分野に看護の基本的な役割を示し、
衛生・栄養状態の不備による患者の死亡率を下げたといえます。
12月29日までカテゴリーは「ゴスペルエッセイ」で80回、連載してきました。
この連載の中から「ビールファスティング」と「チョコレートファスティング」を
日本で初めて藤樹の宿で実施することになりました。
その大きな機動力になったのですが、今回、イスラム教の「預言者の医学」をきっかけに
「聖書の預言者医術講座」をカテゴリーで新規に設け、勉強していたところ
「修道院の医術」(創元社)に出会い、この修道院医術はハーブを基本にした医術の構築であり、
今こそ日本には必要なことであると気が付き、
「修道院の医術」(創元社)をたたき台に修道院で
2000年間構築された修道院の医術を学んでいきたいと思います。
この連載の中で医術だけではなく、ハーブやビールなども登場してきます。
そして西欧の根幹である修道院から生まれた聖書の医術を現代に生かすものとなればさいわいです。
この本はドイツ・オーバーツェル(注01)にある
フランシスコ会女子修道院での体験記がベースになっています。
さて著者、ルーツィア・グラーンさんが案内された
フランシスコ会女子修道院に入ると修道院の台所には薬剤室ともなっており、
そこに多くの容器にはハーブから抽出され、その匂いが漂っていたのです。
そして外のハーブ園では看護師役の修道女たちがハーブ(薬草)を
丁寧に注意深く切り取っていました。
これまで修道士、修道女たちはこのような修道院の大きな役割
(つまり修道院の医術)を担っていたのです。
そこで医療活動していたのです。
ですから、ホスピタリティという言葉は、
ラテン語の「hospes」を語源にした言葉で、ホスピスは現在では、
末期がん患者にクオリティオブライフを提供する場所として、注目を集めています。
そもそもホスピスとは、そもそも歴史的には、巡礼の旅に出た人が、
病気や飢えで動けなくなった時に、現地の修道院で面倒を見たました。
ですから巡礼者を歓待する修道院や巡礼教会がホスピスの始まりです。
ホスピタリティ(hospitality・注02))は、このため、病院のhospitalという言葉の語源です。
修道院の医術はその医術よりも大事なことを第一としています。
それは神の愛を伝えることなのです。
昨日から始まった「聖書預言者の医術」とは表裏一体なのです。
近代医学(注03)までは中世時代は西欧では「修道院の医術」であり、
イスラム圏では「預言者の医学」だったのです。
(注01)オーバーツェル
ドイツ連邦共和国バイエルン州ウンターフランケン地方のヴュルツブルク郡の市場町であり、
ヴュルツブルクの北西約5kmのマイン川沿いに位置する。
(注・02)ホスピタリティ
心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。(日本国語大辞典)
現在、「ホスピタリティ」はサービス産業や医療分野において欠かせないエッセンスで、
そのため、ホスピタリティ強化におけるサービス向上は多くの企業とされ、
さまざまな研修やトレーニングが導入されています。
(注・03)近代医学
ルイ・パスツールの微生物と病気とを結びつけ、
ロベルト・コッホ(1905年にノーベル生理学・医学賞受賞)とともに微生物学を作り上げて、
結核菌(1882)・コレラ菌(1883)の発見となり、近代医学の基礎を築きました。
また医学上の治療における女性の参加(助産婦・家政婦は除いて)は
フローレンス・ナイチンゲールなどによりもたらされ、
それ以前男性が支配的だった医療分野に看護の基本的な役割を示し、
衛生・栄養状態の不備による患者の死亡率を下げたといえます。