太った中年

日本男児たるもの

暗黒の世界

2010-11-07 | weblog

妻の実家へ滞在して光輝く面が旨いメシと海水浴だとすれば暗黒面は停電と虫さされ。

まず停電はその頻度がハンパじゃない。ほぼ毎日、夕方6時、電灯が燈ると同時に起きる。

停電すれば集落は月明かりだけの文字通り暗黒の世界へと閉ざされる。

5~10分で回復するときもあれば2~3時間、朝まで回復しないときもある。

停電と回復が繰り返し起きることも度々ある。そんなときは怖ろしくストレスが溜まる。

毎度、夕方の晩飯時に停電するためメシ炊きやおかずの調理は簡易かまどでする。

そしてキャンドルライトの下、家族は無言でメシを食うので最大の楽しみも半減してしまう。

 

妻の実家がどうか知らないが、電気メーターを取り付けるとき電気工事業者に幾らのお金を渡すと電気量を表示するメーターがスローで回り、電気代の支払いが極僅かで済むそうだ。jet師範によれば停電が頻繁に起きる原因は、地元の電気会社が電気使用量に対しての電気代回収率が悪いエリアからペナルティーとして送電をストップするそうだ。とすれば集落のほとんどすべての家がスローメーターとなる。おそらくそうだろう。

そのくせ集落の人は停電が起きるとブーブー文句を言う。フィリピン人らしい。

 

フィリピンにはタンドゥアイつー酒造メーカーがあってそのラム酒T5が安くて旨い、と酒を飲まない弟22が教えてくれた。それじゃーつーことで買って来てもらい試してみたらイケる酒。水割りを飲んで寝た。

 

寝ている最中に悲劇が起きた。停電で部屋のクーラーがストップして夜中に目覚めたら体中虫さされの被害に遭っていた。酔いも醒め痒いのナンのって。数ヶ所は腫れあがり化膿、治るまで海水浴が出来なかった。

停電と虫さされで光輝く旨いメシと海水浴が奪われ、暫く暗黒の世界で生きるハメになってしまった。

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ウハウハ料理天国

2010-11-06 | weblog

何度も言うけど「外国人は自分の思った以上に注目を浴びている」とはjet師範の名言であり真実だ。妻の実家へ到着した翌々日の朝、家の前で見知らぬオッサンから突然、「プリンス、プリンス」と声を掛けられた。後で妻に聞いたところ彼は毎朝、集落の市場で売れ残った魚を安く買い叩き、各戸に売り歩く行商人だった。

そしてオッサンは得体の知れない不気味な物体を持っていた。




それは横幅80cmはあろう小型のパギ(エイ)だった。突然の出来事に驚き、うろたえたのは言うまでもなくすぐさま妻を呼び寄せた。事情を察知した妻は母48を呼んだ。母48とオッサンは価格交渉を始めた。「まさかこのエイを買って食うのか」、怖れ慄いて妻に聞いたらパギは普段口にすることの出来ない高級食材だそうで、日本男児たるもの勇気を出してチャレンジだ。オッサンはP140を希望したがP120で買った。

「日本人金持ち」幻想は借金の申し込みだけでなく物の売り込みにも作用することが判明した。

 

買ったパギは料理の鉄人父52によって下処理され後、ステンレスの大鍋で茹でた。2時間余り茹でるとパギは原型を留めることなくクタクタに煮崩れた。この大きさだと30食分以上はある。大きなアジ1匹P5だから1食当たりの単価(パギはP4)を比較すれば決して高い買い物ではないことが後でわかった。

ただ普通の家では食事に充てるまとまったお金P120(240円)がないのだ。

 

そしてキッチンに突如現れた得体の知れない物体。

一角獣のようなこいつの正体は馬乗り型ココナッツ果肉掘削機。

 

弟19が一角獣に跨り、角の先端にあるギアへ純白のココナッツ果肉を当て、こねくり回し、弄ぶ。歓喜と嗚咽の声を上げ櫛削られた純白の果肉はやがて淡い処女の香りを携えたキナユドゥ(白雪姫)へと変身する。これに水を加えるとココナッツミルクになる。裸体を晒して水浴する白雪姫は芸術的に美しい。

唐辛子を使うビコール料理ではこの白雪姫が強力なパワーを発揮する。市販されているココナッツミルクは防腐処理されているため果肉の脂質が変容して独特の臭みがある。しかし、フレッシュな白雪姫にはまったくそれがないのでどんな食材にもマッチする。白雪姫のマジックパワーを発見したときは些か興奮した。

 

父52の手によって完成したパギのビコール料理。クセのないパギの肉質とコリッとした軟骨の組み合わせが何とも言えぬな食感を生み出す。緑色の葉はキノートつー香辛料。パンチの効いた唐辛子がアクセントになって小鉢に盛ったこの量でもドンブリ飯3杯はイケル。最初に食ったパギのビコール料理が最高で衝撃的に旨い。メイン食材+ココナッツミルク+唐辛子+ガーリック+香辛料がビコール料理の基本レシピ。

 

パギが余りに旨かったので父52に唐辛子を少なく、ガーリックを多く分量を変え作ってもらった。

 

ご飯に盛ったパギのガーリックバージョン。メシと白雪姫の純白二重奏が眩しい。我を忘れ貪り食う。

 

これはオーソドックスなアオリイカの墨煮。父52は漁師仲間から一目置かれるアオリイカ漁のスペシャリスト。であるからプシット(イカ)を使った料理は十八番。イカの王様アオリイカは肉厚でステーキでもイケル。



こちらはアオリイカのビコールバージョン。イカわたを加えてあるので味にコクが増す。文句なく旨い。

 

ビコール料理のメイン食材は魚や肉だけない。パパヤ(冬瓜に似た野菜)のビコール料理はその代表。パパヤに豚レバーを入れることが多い。父52オリジナルは小魚の煮干しを使い味わい深いモノになる、絶品だ。

 

バゴオン(アミエビ)のビコールバージョン。バリオフェイスタのバゴオン(アミエビの甘酢漬け)が有名だが、ビコール料理のバゴオンは比較して表現できない旨さである。これを食ったときもショックだった。

 

ビコール料理のバゴオンにカニミソを和えた父52オリジナル。ドンブリ飯3杯コースである。

 

そうそう、妻の実家のミリエンダはフルーツをよく食べる。フィリピンはフルーツ王国で安くて旨い。

 

最後は父52オリジナルの傑作スープヌードル。パンシット(焼きそば)にやわらかく煮た鶏レバーを入れ、しょうゆ味の魚のスープで仕上げたもの。これまた表現しがたい旨さである。娘が生まれたときマニラで一緒にラーメンを食べたことが話題になるや作ってくれた。妻の実家は30種類くらいビコール料理のパターンがある。であるから朝、昼、晩とそれぞれ違うビコール料理が出た。滞在して最初の10日間はただひたすらメシを食うことが無上の快楽だった。しかし、食事のパターンが読めるようになり冷静に考えると、メシを食うことが楽しみだけの生活って刑務所暮らしと大して変わらないのかな、そう思って反省した。

奥さん、人間、うまいものばかり食っていると思考停止してバカになることを発見したのだ。

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料理の鉄人

2010-11-05 | weblog

上記写真は父56が獲ってきた魚。久しぶりの豊漁で記念撮影。これだけのグロスだと高級食材の渡り蟹やアオリイカがあるので市場卸値でP1500(3000円)くらい。そして自分の家で食べる分を除いて仲買人に卸す。父56は得たお金でジンを買い仲間と酒宴を開く。この日も父56は仲間と酒盛りだった。

 

上記写真は実家の食事のベースになる魚の素揚げとライス。これにもう一品添えられる。そして家族というかフィリピン人は手で魚の身をすり潰しライスに混ぜそのまま手で食べる。インド人もびっくり。

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さて奥さん、道場六三郎は幼いころ、1人で黙々と酒の肴を作る父親の背中を見て料理人になったそうな。

木の伐採問題で暴走していいとこなしの父52だが、彼もまた道場の父同様、漁で獲った魚を黙々と料理する。そして料理の腕前は鉄人クラス。このことは妻から何度も聞かされていた。なるほど父の作る料理は抜群に旨い。これはベテラン漁師の漁師料理、或いは酒飲みの肴へのこだわりつーよりデリケートで神経質な父56の性格に由るものと推察する。だって奥さん、大雑把な性格の人は大雑把な料理を作るだろうーが。

父56の調理を観察すると魚を捌く下処理の手際のよさもさることながら、味付けや調理の仕上げに尋常でない執着を見せる。食材の下処理を母48に任せることはあっても調理の仕上げは必ず父56がする。例えば、獲ってきた魚はスープにするか素揚げで調理する。スープのときはカラマンシー(酸味の果物)を少しづつ入れ、味見をしながら仕上げる。素揚げは魚によって加熱時間を変えベストとのときに揚げ終える。

父56がたまに仲間と出かけるとき、母48が調理する。で、魚の素揚げにその差が歴然と分かる。父56はそれぞれの魚の味がする。しかし、母48の場合、揚げ過ぎるためどの魚の味も同じになる。

奥さん、単純な料理にこそ料理人のワザが光るというものさ。

そんなワケで生活の基本であるメシを食うときに父56はその存在感を限りなく発揮するのだった。

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娯楽はチスミス

2010-11-03 | weblog

奥さん、家造りも小休止したので妻の実家に滞在してのアレコレを個別にエントリーしていこうと思う。

でもって第一弾は「娯楽はチスミス」。チスミスはタガログ語で「噂話」のこと。

チスモーサは噂話をするおしゃべりな女。男はチスモーソ、おしゃべりな男は軽蔑される。

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さて、2年半ぶりに妻の実家へ到着した翌日、まず楽しんだのが海水浴。なんたって家の目の前には遠浅でエメラルドグリーンの海が広がる。天気のいい日なら童心に戻りいつも近所の子供たちと一緒に海へ入った。

そして、海から集落を眺めると群生するパームツリーのてっぺんにところどころ竹で作ったテレビのアンテナが5~6本あることを発見した。世帯数からすれば10軒に1軒の割合い。テレビのない家の子はテレビのある家へ見に行く。まるで日本の昭和30年代、子供の頃の世界。懐かしさも手伝いそんなことを思っていた。

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この集落は夜明けと共に動き出し、日没後活動を停止する、つーような感じだ。それから若い年頃の女性はいない。仕事がなくて皆、都会へ出稼ぎに行き、親へ仕送りをする。また、姥捨て村なのか老人も数人しかいない。したがってこの集落で昼間目にするのは専ら主婦のおばさんたちだ。彼女たちは家事の合間を縫って集まり噂話をする。なにしろ質素で単調な暮らしだ。チスミスこそ彼女たちの娯楽なのである。

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「外国人は自分の思った以上に注目を浴びている」とはjet師範の名言で、特に日本人は金持ちだと思われているからより注意しなければならない。この「日本人金持ち」幻想はフィリピン人のチスミス好きにリンクして噂話のネタを提供する。例えば妻が買った土地に突如として住宅の建築が始まれば、「アレは日本人がオーナー」つー噂話が広がる。町のセンターにインターネットカフェができたときも同じだった。

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妻とできちゃった結婚をしたときもそうだった。このネタは「マニラへ行って妊娠すると金持ちになって帰って来る」つー噂話が広がったそうだ。で、生まれた娘が集落にきたとき注目を浴びたのは言うまでもない。

しかしながら娘以上に注目を浴びたのが近所の借金叔母さんの孫で、アメリカ人との間に出来た子だ。

ある日、妻に何気なく「若いアメリカ人の旦那さんってどんな人?」と聞くと、隣にいた母48が「プリンスは何を聞いたの?」と妻に聞く。妻がそれを母48に伝えると、何故か母48が答え、妻が通訳をした。そういえば「サリサリ(雑貨店)はチスミスの発信源である」と解説したのもjet師範だった。

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サリサリを経営する母48は両眉毛をピクリと上げ、ゆっくりと身を乗り出し、一呼吸置いて語り始めた。

通訳する妻との呼吸もピッタリだ。そのとき敬愛する母48の意外な一面を見た感じだった。

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「それがねぇプリンス、アメリカ人の旦那さんを誰も見たことがないのよ。」

「子供が来てから暫くして、一度だけ老いたアメリカ人が来たの。義妹は旦那さんのオジと言っていた。」

「あの義妹のことだからきっとお金のことだわ。それにオジっていうのも疑わしい。プリンスわかる?」

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ちょうど一年遅れでお互い外国人の初孫を持つことになった借金叔母さんとの関係も絶妙な語り口に拍車を掛ける。チスミス・ネタとしてはの最高の出来栄えだ。これが狭い集落で発信され極上の娯楽となる。

なるほど、母48はワンランク上のチスミス好きなフィリピーナだった。

 

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建築現場を視察

2010-11-02 | weblog

伯父56が管理する家の建築現場を視察。物件は町のセンターに近い閑静なバランガイ。


 

妻、母48、妹4のおしゃべりトリオ。向かうは伯父の家。

 

伯父56の家に到着。伯父56は急用で不在。手前とその奥が建築中の家。奥が視察物件。

 

伯父56の代打で伯母が案内役。今回は伯母から材料と人工の価格について説明を受ける。

 

中に入ると玄関口で母48と伯母が長話。どうも伯母が玄関戸を自慢しているようだ。

 

フィリピン人が家でこだわるのは玄関戸と床タイル。これで見栄を張り、自慢する。

 

完成前のキッチン。ここでも伯母と母48が長話。フィリピーナらしい。

 

キッチンテーブル。家族は仮住まいをしている。

 

広いリビングルーム。どんな家具を置くか、で、また長話。

 

長い長ーい伯母の自慢と説明のおしゃべりが終わって一同2階へ。

 

2階は完成した6つのベッド・ルームがある。豪邸なのだ。伯母が自慢するワケだ。

 

屋上。見晴らしがいい。

 

大学生の従弟を記念撮影。

 

絶景かな、絶景かな。

今回の視察で本体の材料と人工の値段が分かり妻は家の予算を計算できるようになった。お金が掛るのは躯体(くたい、本体に備わる部分。バス、トイレ、照明器具、玄関戸やタイルなど)のクオリティーによる。そして妻の家造りは伯父56のスケジュール待ちとなったが、そのまえにフランシス君と再度設計の打ち合わせをしなければならない。正規の設計図があれば住宅はいつでも着工することができる。その辺のことや住宅ローンのことはまた折を見てつーことで、住宅の件はこれにて一旦終了しよう。

奥さん、家シリーズは少し飽きたので次回から別のことをエントリーする。ではでは。


疑惑のニューボート

2010-11-01 | weblog

ニューボートの塗装を仕上げる父52と叔父52

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ダンピング工事の発注から始まった妻の家造りも、フランシス君との確執から父52が暴走して木の伐採を発注してしまい思わぬ方向に突き進んでしまった。これが運命というものなのか、とつぶやいてみる。

さて、父52が「オレの山」と言ったのは誤りで正確には「妻の山」である。5年前、母48が入院手術した際、その費用は爺さん名義の山を担保に入れて妻が昔の恋人からお金を借りて支払った。そしてその借金を返済、質権設定を解除したのは他ならぬ夫のプリンス。であるから「オレの山」は妻名義で登記されている。

このことは仲人親jet師範のブログに明記されているから暇な奥さんアーカイブスを調べてちょ。

さてさて、それよりも重要なのは父52が木の伐採を発注した翌々日に追加発注したこと。このとき妻はダンピング工事のことで頭がいっぱいになっていて気にも留めなかった。追加発注の伐採代の請求が来たときメモ書きを見て思い出したのだ。追加発注のグロスがメモ書きされていなかったのでフランシス君に確認したところ、父52にいわれた本数をそのまま追加発注したとのこと。フランシス君は父52の山だと思っていた。

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そういえば漁師一筋40年の父52は3隻目となる新しいボートを造る計画があった。

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勘のいい奥さんならもうお分かりだろう、父52は家造りのドサクサに紛れてニューボートの材料をついでに発注したようだ。追加発注の伐採がすべて終わり数日してタイミングよく近所の船大工がニューボートを持ってきて疑惑は深まった。但し、妻はこの件について口を噤んでいるから真相は未だ闇の中のある。

木の伐採をめぐる父52の暴走はニューボート疑惑に止まらなかった。チェーンソーのボスが伐採代金を実家へ取りに来る都度、フィリピンの仕来りでメシを御馳走した。そして追加発注の伐採が終わったとき父52は仲間を呼んで懇意になったボスと宴会を開催、このとき酒の勢いでまたまた木の伐採を発注したのだ。

すべて終わったと思っていたらチェーンソーのボスが再び伐採代金回収のため実家に来たとき、何も知らない妻は唖然とした。家について出資はするけど妻が施主なので余り口を出すことはなかった。しかしこのときばかりは善後策を話し合った。家造りのすべてをフランシス君に任せようとしたことがそもそも誤りだった。

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フランシス君は州都レガスピにある建築設計事務所に勤めるサラリーマンで建築士のライセンスはない営業職。このことは最初のミーティングのときに聞いた。だから建物の設計管理は彼の事務所に依頼したことになる。ところがフランシス君はそれを拒否。報酬は気持だけでいいから彼個人に任せて欲しいと言った。

顧客の希望を聞いて建物の図面を引き、建築確認を提出して役所の認可を受け、着工したら設計通り工事が進んでいるか管理し、完成後登記した建物をチェックするのが設計管理の仕事。しかし、フランシス君は自宅の建て替え同様、建物登記された別荘を買ったことに目をつけてモグリで家を建てようとした。

公的認可にかかる経費や手間、税金をちょろまかし、その分を紹介する業者からキックバックで得ようと算段したのが「気持だけいい」という意味合いなのだ。それをミーティング後妻に話したが取り合わなかった。まさかパシリの弟分がそんなことをしようとは思わない。「気持だけでいい」をそのまま理解していた。

公共事業である住宅分譲地をモグリで建て替えようなんてことは鼻から無理な話で、フランシス君には預金担保で銀行から公的認可の必要な住宅ローンを借りる予定であることを伝え事務所を通すよう観念させた。

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今回、木の伐採をめぐる混乱は父52の暴走もさることながら最初のミーティングでフランシス君が建物管理を拒否して管理者不在のままスタートしたことが原因。住宅建築は初めてで何も知らない妻が材料の個別発注や人工の管理が出来ないことは当たり前。ならば、管理してくれる人を頼まなければならない。

そこで急浮上したのが父52の兄で一緒に漁師を始めた伯父56。10数年前、魚が獲れなくなると漁業から建築業へと転身して現場監督のような仕事をしている。もってこいの人なんだけど現在、伯父56の家の向かいにある親戚の家2棟を建築管理しているため、それが終わらないと面倒を見れないという。

それでも余った材木の処分もあるから伯父56に依頼した。で、建築現場を視察することになった。