太った中年

日本男児たるもの

新しいパスポート

2008-09-17 | weblog

今月の渡航は日本で入籍するための必要書類として妻から出生証明書と婚姻証明書の原本をそれぞれ1通ずつもらい受けることが主たる目的だった。事は簡単に済み、日本での入籍後の次は妻の来日ビザの申請手続きとなる運びだが、来日ビザの取得が一番面倒且つ厄介である。妻はフィリピンで結婚して婚姻証明書が発行されたならば、それで全て終わったと思っていて、日本での入籍、来日ピザのことなど少しも考えていなかった。

そんな妻に来日ビザのことを説明しなければならなかった。運が良かったと理解すべきなのか、到着日の夜、ひったくり転倒事故に遭いズーとホテルで安静していたので時間は充分あった。しかし、それでも心配になり、帰国前日、痛い体にムチ打って来日ビザの申請代理店へ現地スタッフによる提出書類の説明を聞きに行った。

そもそも妻はフィリピンパブのホステスとして来日経験が1度だけあるものの、結婚後は暫くフィリピンで暮すことにしたから、来日ビザは取りあえず必要はない。そんな妻を説得して申請代理店へ説明を聞きに行くまで重い腰を上げさせた決め手は「来日ビザがあればディズニーランドで遊べる」というエサだった。俄かに信じられないかもしれないが、本当の話だ。フィリピン人に時間の合理性などなく「なんでも、後で」がルールになっている。

来日ビザを取得する前に妻は結婚してファミリーネームが変わったので、まず、新しいパスポートに変更しなければならない。パスポート=旅券を端的に言えば、その国がその国の国籍を持つ人間にその国の出国許可を与えるものである。当然、犯罪者に許可は与えられない。このような説明を妻にしたけれど理解はしていない。

フィリピンの場合、外国人と結婚して新規パスポートを申請する際、その国に対応するセミナーを受講しなければならない。セミナーは日本の外務省にあたるDFAとは別のCFOに受講申請する。受講終了後、新規パスポートにシールが貼られ、これがないと出国できない。現在、CFOセミナーのスケジュールを調整している段階。その後、来日ビザと在留許可の申請をするワケだが、詳細は機会を改めることにする。それからCFOセミナーの内容がどんなものかも興味深い。これも妻にレポートさせてエントリーする予定だ。

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※セミナー会場はタフトアヴェニュー


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2 コメント

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 (Fisher)
2008-09-17 09:20:19
写真はペニンシュラホテルですね。
育った環境や受けた教育が異なる異性が一緒に暮らしていくということはある意味すごく大変だけど刺激的なことですね。
どちらが良いとか悪いではなく、違いがあることを面白いこと、それを知って理解することが有益なことだと感じられれば。
壁は乗り越えるためにある。
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ペニンシュラホテルです (bibbly)
2008-09-17 14:05:04
おお、Fisher先生、おっしゃる通りです。

フィリピーナっていうかフィリピン人の思考は大麻のように面白いです。一度嗜好するとちょっとやそっとでは止められません。
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