太った中年

日本男児たるもの

気狂いピエロ

2009-10-28 | weblog

奥さん、別にゴダールの気狂いピエロ(きぐるいじゃなくてキチガイと読む)について映画評をするワケでなく単にタイトルがカッコイイだけでキチガイについて語りたいだけ、なんせキチガイの時代だから。

そうそう、今はキチガイと言ってはイケナイんだな。精神病、精神疾患っていう表記かな。それで中川(酒)の急死のときアル中の他に抗うつ剤も使用していたことが判明した。精神病も患っていたんだ。

マスコミは抗うつ剤も使用していたことから気分障害と報道した。さらに循環器病も患っているとされたがこれは誤報。気分障害にはうつ病と躁うつ病があり中川(酒)の場合、躁うつ病=循環気質の誤用。

双極性障害が躁うつ病の現在の呼称で躁状態が重度の双極Ⅰ型障害と軽度の双極Ⅱ型障害に分類される。但し精神医学者によっては重度の双極Ⅰ型障害は精神分裂病の範疇だと主張する者もいる。

そう言えば精神分裂病も総合失調症に変わった。そのように精神病の呼称、分類は一般の人にとって理解しがたいものになった。また、精神病患者人権への配慮からなのかマスコミ報道は混乱を極める。

それから年間3万人余の自殺者がいるけど原因の第1位はうつ病。うつ病の括りで躁うつ病はここ10年倍増している。うつから躁へ転化するときに自殺するんじゃないのかな、これは調べてもよくわからない。

社会構造の変化に呼応して精神病も複雑化していくと同時に治療も困難になっているのは事実だ。

 

参照  森田療法


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