実は、医師会に取材して驚いたことがある。カルテの開示について、社会部の記者と一緒に某常任理事にインタビューしたところ、彼は「あなたがたは勉強が足りないから教えてやる」といって演説を始めたのだ。「医者と患者は同格の立場ではない。患者は判断能力がないのだから、カルテなんか見るのは混乱するだけだ。黙って医者のいうことを聞けばいい。医師会は、インフォームド・コンセントなんてまやかしの流行には乗らない」とカメラの前でぶちまくる彼に、われわれは唖然とした。
私もいろんな職業の人とつきあったが、こんなふうに特権意識丸出しで相手を見下してしゃべるのは、全銀協と医師会だけだった。医師全体がどうかは知らないが、医師会に社会的常識の欠落した人が多いことは間違いない。医師会は官邸に抗議に行く前に、自分たちが過去にどういう政治的圧力をかけてきたのか、思い出したほうがいいのではないか。
(以上、池田信夫blogより一部引用)
医者に限らず年収の多い専門職は池田氏が言うように他人を見下した特権意識丸出しのバカなやつが多い。フィリピンへ渡航すると機内でカーテン一枚向こうのビジネスクラスは背広を着た専門職のオヤジが座っている。そいつらも夜の歓楽街を徘徊するピン中オヤジに変わりはない。ヤルことは同じだが、特権意識があるだけ始末が悪く救いがたい。
中国とか日本とか歴史の有る国は太古の昔から官吏システムが出来上がっていて、お上に近い職業につく人間が優れている....という暗黙の認識がDNAに刷り込まれた結果なのかな...
基本的に「金持ち=成り上がり」系のバカとは別物だと思いますよ。
色々な評価軸がありますが、自分でオレは価値がある
と思ってるヤツにロクなのはいませんね。
fisherさんの言われる事は正論ですが、人間どこかに自分の存在価値を見出すために、プライドというものを持っているものです。
このプライドの出方によって、それが自信になる時もあれば傲慢になるときもある...という事でしょうかね?
これが集団意識に繋がると.....医師会になる...と(笑)