レガスピへ行くとフィリピンのマウントフジ、マヨン山がお出迎え。
妻の実家に滞在していて最も不便に感じたのは銀行。なにしろ集落は自給自足、未だ物々交換は成り立つ原始共同体。町のセンターにローカルバンクが1行あるだけでATMはない。まとまった現金が必要なとき、口座がある州都レガスピの銀行まで出向かなければならない。そして妻の場合、結婚して姓名が変わったので2行ある銀行口座を解約、1行だけにして新規開設するためレガスピへ。ところが銀行へ行ってみると生憎支店長が不在で解約できない。仕方ないのでホテルに1泊して翌日、再び銀行へ行って口座を解約するハメになった。
宿泊したのはショッピングセンターの近くにあるホテル。たまには気分が変わっていいものだ。
部屋はデラックスルームで1泊P1200(2400円)。安い。
ホテル予約後、行ったのはフィリピンのデザート、ハロハロで有名なDjc。著名人が食べに来る。
どんなものかなと思いながら出てきたのは普通のハロハロ。味は甘味が抑えてあり、なんつーのかスタンダードな味わい。パレンケのトロトロもそうであるがスタンダードな味がウケルのではないかな、と思った
続いてショッピングセンターのガイサンモールへ。ここで妻の友人ドンちゃんと待ち合わせ。
サンタクロースがお出迎え。
順序が逆になったが2Fのフードコートにあるフィリピン・トラディショナル料理の店で遅いランチ。
妻がオーダーしたのはスパゲティとフライドチキン。なんでそれがトラディショナル料理かなと考え込む。で、フィリピンのモンスター企業ジョリビーに同じメニューがあり店はそれをマネしたのだ。ジョリビーこそがフィリピンのトラディショナル料理なのである、と結論付けて納得した。畏るべしジョリビー。
ドンちゃん登場。彼はフィリピン最大手のテレビ局ABS-CBNレガスピ支局の取材ディレクター。2年ぶりの再会後交通事故があって急遽取材へ。時間が余ったので3Fにある妻お気に入りの占いの館へ行った。
受付を終えて通訳の妻と中に入ると細木数子のような厚化粧のオバサンがいた。よく当たると評判らしい。
まず手相を見てもらった。
「あなたは現在、奥さんと子供が1人いますね。」
「おー、ピッタシカンカン。その通り」
「しかし、前妻との間に子供が1人います。」
「いや、妻とは初婚で、子供は1人だけ。」
「おかしいねぇ、手相にはそう出ている。」
「無実だ。結婚したとき戸籍を見ただろ」
睨む妻に言い訳をした。そしてカード占い。
「あなたの将来は、金運、仕事運とも順調です。」
「おーそうか、ベリーグッド」
「ただ、あなたはババエロ(女たらし)です。」
「エッ!」
「将来、あなたは若い女性に夢中になってその女性と子供を儲けるでしょう。」
「エッ!」
「奥さんには若い男が現れます。」
おーそうか、輝かしい未来が待っていたのだ。その占いを信じて止まない。
妻と言うよりフィリピーナは占いの館が娯楽産業であること理解せず、まともに占い師の言うこと信じるところが不思議でした。夢と現実の区別がつかないのです。
マヨン・ボルケーノ 懐かしく・思い出しました。アルバイに住んでいたときには、近くまで行きましたね。その後「ソルソゴン」またその先の「ダカック」に滞在していました。海の目の前でした。
ビコラノは良い人が多かった気がします。
お体にお気をつけて頑張ってください。
時間はお伺い致します。