太った中年

日本男児たるもの

ドル売り

2008-12-27 | weblog

シティバンク・グループの2005年12月から2007年12月までの四半期ごとの会計報告を調べてみると、他資本を利用したレバレッジ取引額の総資本に対する倍率が12.3から18.2倍になっている。マーケットに左右されない自己資本に対する倍率はなんと41.6倍になっている。総資本に対する自己資本率はわずか2.3%。現在の金融マーケットの状況ではシティバンク・グループが手持ち債券を売ってレバレッジ関連のリスク債権を減らすことは極めて難しい。米国最大手のシティバンク・グループは今や世界で最も危険な商業銀行となってしまった。

上記は4月のエントリー”シティバンク”から引用したものだ。昨年10月にシティバンクで口座を開設して、今年の初っ端にドルを買い込んだ。その後暴落し、ヤバイと思ってシティバンクを調べた結果のエントリー記事だ。充分に危険認識をしているではないか。しかし、そのときはどうこうしようとは考えずそのまま塩漬けにした。それから、リーマン破綻、世界不況となり先月シティバンクの身売り話が出て担当者はヤメた。そうこうしてやっとドルを円・ペソに割りふって損切りで口座を解約した。ドルの暴落、塩漬け、損切りという最悪の1年だった。でも、来年もまだドルが下落するらしい。

1月末までに1ドル=80円も

外国為替市場ではドル売りが強まるとみる。米系ファンドなどがユーロ圏のほかブラジルやトルコへの新たな投資に動き出し、手元のドルを売ってユーロなどを買うためだ。また欧州中央銀行(ECB)が1月15日の定例理事会で、政策金利を据え置き利下げ打ち止め感を示せば、ユーロ買い・ドル売りが加速する可能性もある。ドルは対円でもつられて下落し、2009年1月末までは1ドル=80~95円で推移するとみる。

(以上、日経ヴェリタスより引用)

但し、経済学者の池田信夫blogでは

バブルはまた必ずやってくる

そう、バブルがいつやってくるかが問題で、それが分かれば人生、苦労はないつーの。


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2 コメント

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まあ (jet)
2008-12-27 12:15:38
大体ですが、景気循環五年説....というのが今の所当てはまってます。
つまり2013年か2014年頃にはまたバブってるという訳です。
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景気循環 (bibbly)
2008-12-27 14:02:34
おお、マニラの相場師、jet師範。貴重なご意見ありがとうございます。次のバブルまで5年ですかぁ、長いです。キリンのように首が長くなりますが、ジーと待ちます。
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