太った中年

日本男児たるもの

デリカ・ショック

2010-12-24 | weblog

泣く子も黙るPCクラッシャー妻の御蔭でメンテナンスに出して久々の更新となったワケだが、それでもファイルのアップロード等色々不具合があって暫くコメントはストップすることにした。でもってレガスピへ行く唯一の楽しみは2年半前の記事にもあるが、日本食レストランのデリカで塩ラーメンを食うことなのだ。

2年半の間にデリカは店内改装をした。塩ラーメンへの期待で胸が高鳴り股間が膨らむ。

武士の人形がお出迎え、しかし、

「塩ラーメンはないのでござる。」

「ナヌー!」

「ラーメンは醤油だけでござる。」

一体何のためにレガスピへ来たのか、ショックのあまり落胆し、股間が萎んだ。

それでも醤油ラーメンとソース焼き飯をオーダー、味は劣化している。

店内改装してスタッフが代われば仕方のないことだと自らを慰める。所謂自慰行為である。

そんな夫をよそに妻は大好物のえび天をオーダー、幸せなフィリピーナだ。

1週間後再び所要でレガスピ。

前回落胆したが、それでもラーメンが食いたくてデリカへ。

再び武士の人形がお出迎え、しかし、

「醤油ラーメンもないのでござる。」

「ナヌー!」

「最早デリカにはラーメンはないのでござる。」

このときのショックは筆舌に尽くしがたい。絶望のあまり放心状態になった。

「ニッ!」

「私にはえび天がある。」

そんな夫をよそに妻は再び大好物のえび天をオーダー。

今回妻はスタッフに野菜の代わりにカニかまぼこの天ぷらを添えるよう注文した。

ズウズウしいフィリピーナだ。

投げやりで天丼をオーダー。ああ、ラーメンが食いてぇ。

スタッフの奨めで味噌汁をオーダー。しかし具の豆腐がゴムのようだった。

泣きっ面にハチとはこのこと。

「二度と来るものか」と心の中で捨てゼリフを残し、デリカを去った。

そして最後に奥さん、

「メリークリスマスでござる。」