太った中年

日本男児たるもの

岡田外交

2009-10-22 | weblog

岡田外相:「核の先制不使用」 米に求める方針

岡田克也外相は18日、京都市内で講演し、核保有国が核攻撃を受けた場合の報復以外には核兵器を使わないと宣言する先制不使用について「大きな方向性としての先制不使用は否定できない。日米間で議論したい」と述べ、米国に先制不使用を求めていく考えを示した。外相は「(日本政府が)核の廃絶を強く言いながら(日本にかかわる米国の)核の先制不使用は言わないのは矛盾がないか議論になる」とも指摘した。

先制不使用は核兵器の果たす役割を限定、核軍縮につながるが、日本政府はこれまで、米国の日本に対する核の傘に影響するとして消極的だった。

米国が先制不使用を宣言した場合、北朝鮮が弾道ミサイルに搭載した生物化学兵器で日本を攻撃しても、米国は核兵器では反撃しないという保証を与えることになる。今回の外相発言は日米両政府内で波紋を呼びそうだ。

(以上、毎日新聞より引用)

 

実は8月の総選挙前に岡田さんは同じ発言をしている。

麻生首相、核先制不使用宣言に否定的

麻生首相は9日、長崎市内のホテルで記者会見し、米国に核兵器の先制不使用を宣言するよう求めるべきだとの意見が民主党の岡田幹事長らから出ていることに関し「核保有国が先制攻撃をしないと言ってもその意図を検証する方法がない。先制不使用の考え方は、日本の安全を確保するうえではいかがなものか」と述べ、否定的な見解を示した。

自民党内で、北朝鮮の脅威を念頭に、敵基地を攻撃する能力を保有すべきだとの議論が浮上していることについては「敵基地攻撃を目的とした装備体系を今、自衛隊は考えていない。日米間の具体的な役割分担に関する話は、検討していく」と語った。

(以上、読売新聞より引用)

 

で、来日したゲーツ国防長官には

普天間移設 現行案だけが実現性 米国防長官、早期の履行迫る(産経新聞) - goo ニュース

一方、岡田氏は核の先制不使用について日米間で協議したいとの意向を示した。ゲーツ氏は「核のない世界を目指すという目標を日米両国は共有しているが、抑止の柔軟性は必要だ」と述べただけだった。

(以上、産経新聞より抜粋)

つまりはオバマ大統領の核廃絶演説を受け、米国の核持ち込みも含めた非核三原則の日本が現状米国の核の傘に守られている矛盾をエサに戦略的外交をしてるつーことだ。これは評価されていいと思う。

 

郵政見直しへ小沢人脈活用=斎藤氏への「負い目」に着目?-亀井氏(時事通信) - goo ニュース

「10年に1度の次官と言われた。統率力、実行力がある。豪胆だし見識がある」。亀井氏は21日午後の記者会見で、斎藤氏を高く評価。基本政策閣僚委員会では「いい人事だろ。驚いただろ」と胸を張った。

亀ちゃんも飛ばしてますなぁ。