太った中年

日本男児たるもの

口のひん曲った人

2008-09-19 | weblog

週刊ポスト10/3号で麻生太郎の差別発言が特集されている。この件について、カトラーさんのブログ記事によく記されているので興味のある方は下記を参照されたい。

「麻生太郎の差別発言と自民党総裁選レースの行方」

この差別発言に限らず、麻生太郎は繰り返し失言をする。本人もそれを自覚していて、総裁選のインタビューで弱点について聞かれ「失言すること」と、冗談めいて答えていた。自覚した失言だから、つい、うっかり、といった不用意なものではない。したがって、麻生は失言ではなく暴言を吐く政治家なのだ。しかも、麻生のそれは、役職はもとより、場合によって政治家の職を辞することになりかねない言質であり、まともな人格ではない。

こうした麻生の人格欠損は本人曰く、「生まれはいいが、育ちは悪い」ことによるものらしい。上記、ブログ記事のカトラーさんのコメントで述べられているのは、生まれのよさから敗戦の挫折、終戦後の貧困と混乱といったまともな戦後体験が麻生にはない。先の大戦で焦土となった国土から雑草のように生き抜き、復興し成長した国家の体験がないコンプレックスから、麻生はことさら育ちの悪さを表に出して強がり、ワルぶって見せるそうだ。

口のひん曲った麻生から出る暴言、失言は冒頭の「差別発言」や「アルツハイマー発言」に見られるように社会的弱者に向けられたものが多い。その口のひん曲った人が出来レースで次の総裁・総理になる予定らしい。歴代総理の品性からすれば愛人スキャンダルで短命政権に終わった故宇野宗佑に匹敵するほど下衆な総理大臣の誕生となるのだ。

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