太った中年

日本男児たるもの

A級戦犯の処刑日

2008-08-07 | weblog

Leonardo Da Vinci, The Last Supper

過越(すぎこし)

イスラエル人は、エジプトに避難したヨセフの時代以降の長い期間の間に、奴隷として虐げられるようになっていた。

神は、当時80歳になっていたモーセを民の指導者に任命して約束の地へと向かわせようとするが、ファラオがこれを妨害しようとする。

そこで神は、エジプトに対して十の災いを臨ませる。その十番目の災いは、人間から家畜に至るまで、エジプトの「すべての初子を撃つ」というものであった。

神は、戸口に印のない家にその災いを臨ませることをモーセに伝える。

つまり、この名称は、戸口に印のあった家にはその災厄が臨まなかった(過ぎ越された)ことに由来する。

(以上、過越をウキペディアより引用)

殉國七士廟

東京裁判でA級戦犯(東條英機以下7名)は皇太子(今上天皇)の誕生日に処刑された。戦争犯罪人に対する見せしめの懲罰なら真珠湾攻撃の日に処刑することが妥当であろう。昭和天皇の誕生日にA級戦犯を起訴したことを照らし合わせれば、上記、聖書(出エジプト記12章)による過越祭の起源、「神によるファラオの初子(長男)殺し」に擬えたことは明白である。歴史はその時代の強者、勝者によって事実を隠蔽し、歪め、改竄し、捏造し、正当化されて作られる。そうして歴史はそれらの者の物語になるのだ。